2019年11月8日金曜日

「よー、そこの若いの」 4年 芹澤徹郎





「よー、そこの若いの」
4年 芹澤徹郎(鎌倉高校出身)


こんにちは。
4年の選手兼主務を務める芹澤です。
大学生活最後の部員ブログとなりますので、是非最後まで読んで頂ければ幸いです。

皆さん、突然ですがタイトルにあるこの曲(『よー、そこの若いの』)をご存知でしょうか。

俳優の瑛太さん出演のある保険会社のCMに使われている曲で、テレビを見る方ならおそらく聴いたことのない人はいないのかなと思います。

この曲は竹原ピストルさんが自身で作詞作曲を手掛け、頑張っている人、頑張った人に宛てた曲です。
これから書かせて頂いた本題を文章にしようと思ったキッカケとなった曲です。

ブログの最後に全歌詞を載せたかったのですが、著作権の関係上載せられなかったので気になる方はネット等で調べてみて下さい。
※歌詞のURLはこちらになりますので是非見てください。
曲の紹介はここまでにして、本題に入ります。

4年という立場、シーズン終盤に差し掛かった今、ふと「今年のチームは良いチームなのか、良い組織とは何かを後輩に伝えられているのだろうか」と思うことがあります。
何故そんなことを強く思うのか、理由は簡単で、「例年以上の成果をあげているから」に尽きます。
高校サッカーや大学サッカーで成果をあげた次の年に成績不振になることは珍しいことではありません。むしろそうなるケースが多いと思います。これは「結果が良い」が「思考を停止させる」からではないでしょうか。

例年以上に成果をあげた年は例年以上の結果に至る過程の吟味、中身のあるコミュニケーションが必要なのだと思うと同時にそれを実行するのが4年生の責任だと感じています。

毎年人が入れ替わる大学サッカー。人間形成に重きを置く大学サッカー。
大学サッカーの今後には俗に言う古い体育会体質ではなく下級生の突き抜けるオリジナリティを促し、それでいて組織の一体感を生む上級生、指導者の大きな器が必要不可欠です。そして、その年の4年生の試行錯誤を下級生に事細かに伝えていくことが重要だと思います。

さて、ここまで偉そうに書かせて頂きましたが、上述させて頂いたように今現在、良いチームなのか、しっかり下級生に伝えられているのかどうかは未だに分かっていません。それが分かるのは来年かもしれないしそのまた次の年かもしれません。いつか良い方向で実感できる日が来ればいいなと思っています。

私はこの明治大学体育会サッカー部で何かを成し遂げたり、この上ない達成感を感じたりというよりも悔しさや不甲斐なさを感じる事の方が圧倒的に多かったです。
そんな自分だからできること、サッカーも、それ以外も。
当たり前のことですが、最後に残るインカレまで全力を尽くします。

私自身、まだまだ未熟者の『若いの』ですがこの記事から読んで頂いた方に何かしらが伝わっていたら嬉しいです。曲も聴いて頂けたら尚嬉しいです。

次の部員ブログ[11/12(火)更新]は今年度2回目にして今シーズンラストの主将・佐藤亮になります。
個人的に多くの方々に読んで頂きたいと思っています!

最後になりましたが、たくさんの失敗を重ねながら成長する明治大学体育会サッカー部をこれからも応援宜しくお願いします!

【過去の記事】
「1年間を振り返って」 1年 芹澤徹郎
「小池家」 2年 芹澤徹郎
「何の為に」 3年 芹澤徹郎

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