2019年11月12日火曜日

「大航海」 4年 佐藤亮





「大航海」
4年 主将 佐藤亮 (FC東京U-18)




明治大学体育会サッカー部主将の佐藤亮です。
今年2度目の部員ブログ、素直な気持ちを綴りました。是非ご一読下さい。



僕らはいつだって一緒に戦ってきた。
明治大学体育会サッカー部の船はそろそろ僕たち4年生を港に下ろそうとしている。
「大海原への出航だ」
今シーズンが始まる時、監督がそう言った。
天気の良い穏やかな日もあるだろう。
激しい雷雨で船が呑み込まれそうになる時だって。
それでもみんなで進んでいくんだ。
そう言って僕たちは出航した。


天皇杯
アミノバイタルカップ
総理大臣杯
関東大学サッカーリーグ
アイリーグ
新人戦
インカレ
どんな時も一緒に戦ってここまでやってきた、そう思ってる。
勝ち続けて喜びに浸る時、負けてひどく落ち込む時、上手くいかずに悩める時、どんな時も。
優勝したらみんなで喜ぶ。当たり前だ。
いや、当たり前じゃないのかもしれない。
なぜなら大学サッカーは本気でサッカーをする人だけがやってくる場所だと思っているから。きっと、そうでない人は大学でまでサッカーをしようとは思わないだろうし。
つまり、それなりの自信やプライドを持って乗り込んできた選手の集まるところ。
自分が試合に絡まなければきっとその感情は薄くなる。みんなサッカーをしたくて入ってきたから。こんなはずじゃない。応援するために来たんじゃない。そう思うのがほとんどではないだろうか。
それでも僕たちはその気持ちをグッとこらえながら、チームの船の中で与えられた役割を全うしようとする。トップ、セカンド、リハビリ、上級生、下級生、一般生、マネージャー、自分が求めたわけではない色々なレッテルもある中で。
そうしてここまで僕たちの船は転覆することなく、この大海原で「明治大学」いう帆を掲げながら堂々と突き進んでいるんだ。
この船で世間から脚光を浴びるのは、もしかすると、いわゆるトップチームと言われる選手たちかもしれない。試合に出ている選手たち。
でも、それでも、船を動かし続けてくれるのは、船の中で地道に自分のやることを全うしてくれているその他の選手たちがいるから。
これだけは間違いない。
つまり、目立つ場所で仕事をするも船内の機械室で舵取りをするも、これら全てで僕らだ。
試合のピッチで走る、蹴る、守る、試合後のインタビュー、取材、記事に掲載される一言一句、それら全てが僕らだ。明治大学体育会サッカー部だ。選手個人のプレーでも意見でも感想でもない。これまで全部員で積み重ねてきた、経験や知識、歓喜や苦悩の代弁者である。


先日、僕たちはアイリーグチャンピオンシップを経験した。普段、応援にまわる選手たちがピッチで躍動した。結果こそついてこなかったが、あそこに明治の全てが詰まっていた気がする。悔しさ、もどかしさ、そういったものをピッチで表現する選手と普段試合に出る選手たちがそれを全力で応援する姿、親御さんたち。4年間もがき続けた同期の姿。
正直、感動した。勝敗よりももっと大事ななにかがそこにはあって、それを肌で感じた。

この船に乗って良かったな。
負けるって悔しい、心から応援するって素晴らしい、一体感ってこれか。そう思えた。
こうやって僕たちの船は何十年の歴史を受け継ぎながら大きく大きく、たくましくなっていく。
先輩たちもきっとこれを経験してきたんだな。
もっと早く、気づけたら良かったのかもしれない。だとしたら、後輩にはもっと早く伝えないと。大丈夫、今年はまだまだ終わらない。
最後、4年生として後輩に経験させてあげるものはなんだって最高にしたい。
今年が終わる時、悔しいと感じる1年でも、充実したと思える1年でもなんでもいい。そこから感じるものは自由でいい。
だからこそ、今この瞬間を大事にしてほしい。
未来に起きるその瞬間は、今が繋がって起きるから。偶然だって奇跡だって、その瞬間だけ見たらそう思うかもしれない。でもそれは、自分が作り上げてきた一瞬一瞬がそうさせているだけだ。
良いことも悪いことも、嬉しいことも辛いことも全ては過去から現在、そして未来へと繋がっている。
未来の歓喜を掴むための材料はあちこちに転がっていて、それを拾ってくれるのを待っている。逆もまた然り。
たとえ、いつまでも自分の望む結果が得られなかったとしても、評価されなくても、その原因は自分にしかない。他人にはない。そして、満場一致なんてサッカーの世界にはきっとない。世界のスーパースターだって世間からの意見は割れる。メッシやCロナウドだって、絶対はない。だったら僕らにだってないんじゃないか。でも彼らは結果を出し続ける。
そう、僕らもやり続けるしかない。自分が自分に一番厳しく、今日5人の評価を受けたら明日は10人だ。
手を抜くことなく、誰が見ていなくたって、そこにきっかけは転がっているから。
未来の歓喜を掴むためなら今の立ち位置なんて絶対に関係ない。
怪我をしていたって、試合に出られなくたって、やり続けた人にしか見えない、得られない歓喜が待っている。
僕はこの4年間で全てを経験させてもらった。
開幕デビュー、選抜、トップチーム、セカンドチーム、応援、怪我、病気、手術、色々な歓喜や苦悩の連続だった。
辛くて泣いた日もあれば、嬉しくて道で口笛を吹いた日もある。
それら全てに、それぞれのきっかけが落ちていた。気づきや学びといったきっかけが。
だから、今みんなが置かれている立場全てに共感ができる。寄り添える。
そして言える。絶対に大丈夫。
悔しいと思えたら、次こそと思って行動すればいい。
嬉しいと思えたら、またそう思えるように続ければいい。
そこから失敗や挫折が得られて、どうすればいいかと悩み、考える。そして気付く。よし、行動だ。
人生はこれの連続でしかない。
未来は、色々な形でそれを祝福するプレゼントを用意してくれているに違いない。
それがプロサッカー選手じゃなかったとしても、気づけば大きな何かを得られているはずだ。
地道にコツコツと。
どんな時でも指先は自分に。
もがくことを、苦しむことを、悩むことを恐れずに挑戦していこう。
未来に待つ歓喜を掴むために。
その瞬間のために、最後の最後まで全力で。
さあ、ラストスパート。
挑み、越えていこう。
『挑越』

長くなってしまいましたが、ご拝読ありがとうございました。
日頃から明治大学体育会サッカー部に関わる全ての皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
そして、明治大学体育会サッカー部の今シーズンラストを、そして今後に注目して頂けたら幸いです。



【過去の記事】
「全ての人への感謝と恩返し」 1年 佐藤亮
「使命ある選択」 2年 佐藤亮
「希望の光」 3年 佐藤亮
「楽しもうや」 4年 佐藤亮

2019年11月8日金曜日

「よー、そこの若いの」 4年 芹澤徹郎





「よー、そこの若いの」
4年 芹澤徹郎(鎌倉高校出身)


こんにちは。
4年の選手兼主務を務める芹澤です。
大学生活最後の部員ブログとなりますので、是非最後まで読んで頂ければ幸いです。

皆さん、突然ですがタイトルにあるこの曲(『よー、そこの若いの』)をご存知でしょうか。

俳優の瑛太さん出演のある保険会社のCMに使われている曲で、テレビを見る方ならおそらく聴いたことのない人はいないのかなと思います。

この曲は竹原ピストルさんが自身で作詞作曲を手掛け、頑張っている人、頑張った人に宛てた曲です。
これから書かせて頂いた本題を文章にしようと思ったキッカケとなった曲です。

ブログの最後に全歌詞を載せたかったのですが、著作権の関係上載せられなかったので気になる方はネット等で調べてみて下さい。
※歌詞のURLはこちらになりますので是非見てください。
曲の紹介はここまでにして、本題に入ります。

4年という立場、シーズン終盤に差し掛かった今、ふと「今年のチームは良いチームなのか、良い組織とは何かを後輩に伝えられているのだろうか」と思うことがあります。
何故そんなことを強く思うのか、理由は簡単で、「例年以上の成果をあげているから」に尽きます。
高校サッカーや大学サッカーで成果をあげた次の年に成績不振になることは珍しいことではありません。むしろそうなるケースが多いと思います。これは「結果が良い」が「思考を停止させる」からではないでしょうか。

例年以上に成果をあげた年は例年以上の結果に至る過程の吟味、中身のあるコミュニケーションが必要なのだと思うと同時にそれを実行するのが4年生の責任だと感じています。

毎年人が入れ替わる大学サッカー。人間形成に重きを置く大学サッカー。
大学サッカーの今後には俗に言う古い体育会体質ではなく下級生の突き抜けるオリジナリティを促し、それでいて組織の一体感を生む上級生、指導者の大きな器が必要不可欠です。そして、その年の4年生の試行錯誤を下級生に事細かに伝えていくことが重要だと思います。

さて、ここまで偉そうに書かせて頂きましたが、上述させて頂いたように今現在、良いチームなのか、しっかり下級生に伝えられているのかどうかは未だに分かっていません。それが分かるのは来年かもしれないしそのまた次の年かもしれません。いつか良い方向で実感できる日が来ればいいなと思っています。

私はこの明治大学体育会サッカー部で何かを成し遂げたり、この上ない達成感を感じたりというよりも悔しさや不甲斐なさを感じる事の方が圧倒的に多かったです。
そんな自分だからできること、サッカーも、それ以外も。
当たり前のことですが、最後に残るインカレまで全力を尽くします。

私自身、まだまだ未熟者の『若いの』ですがこの記事から読んで頂いた方に何かしらが伝わっていたら嬉しいです。曲も聴いて頂けたら尚嬉しいです。

次の部員ブログ[11/12(火)更新]は今年度2回目にして今シーズンラストの主将・佐藤亮になります。
個人的に多くの方々に読んで頂きたいと思っています!

最後になりましたが、たくさんの失敗を重ねながら成長する明治大学体育会サッカー部をこれからも応援宜しくお願いします!

【過去の記事】
「1年間を振り返って」 1年 芹澤徹郎
「小池家」 2年 芹澤徹郎
「何の為に」 3年 芹澤徹郎

2019年11月5日火曜日

「進化の日々」1年 高橋祥太郞




「進化の日々」

1年       髙橋祥太郎 (中京大中京高校)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。経営学部一年の髙橋祥太郎です。

明治大学体育会サッカー部に入部が決まってから約4ヶ月が経ちました。この明治大学体育会サッカー部に入部してからの日々は、毎日が気づきの連続であっという間でした。

まず、親元を離れ一人暮らしとなったことで、高校の時とは違い自分でやることが圧倒的に増えました。食事や洗濯といった家事全般に金銭の管理です。今まで当たり前だったことがなくなり、自分がいかに助けられていたのかを知りました。そして、それらに報いるために自分はさらに頑張ろうと思えるようになりました。

次に意識の変化です。明治大学体育会サッカー部にきて、私は意識することの重要性に気づきました。例えば、同じ結果になったとしてもその過程に意識的行動があるのとないのとでは、全く異なった評価になります。過程が意識的な行動であれば仮に結果が失敗出会ったとしても行動を変え、再度チャレンジすることができます。しかし、考えて行動していなければ次に何を変えていいのかもわかりません。これは日々の生活でもサッカーでも変わりません。なので、明治大学体育会サッカー部では失敗を怒られることはほとんどありません。代わりにチャレンジの質を求められます。同じことは許されないのです。だから、毎日何度も失敗を繰り返しながら全員が進化を求めています。ただ、こんな環境は滅多にないと思います。常にサッカーと、自分と向き合える環境、進化を求め続ける仲間、この二つがあってこそのものだと私は思います。
現状私は公式戦に絡めていません。この進化し続ける環境の中で周りを追い越すのは簡単なことではないと思います。それでも細かい、細かいところの意識を続けることが、自分がチームの進化の先頭に立つことの第一歩だと信じてこれからも活動していきたいと思います。

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年11月1日金曜日

「当たり前の裏に」 3年 力安祥伍





「当たり前の裏に」
3年 力安祥伍 (サンフレッチェ広島ユース出身)



今回部員ブログを担当させていただきます。文学部文学科演劇学専攻3年の力安祥伍です。

明治大学に入り早3年が経とうとしている。この時期になり、自分の将来のことについて考えることが多くなった。それについて話したいと思う。

私は毎日当たり前のようにサッカーをして、学校に通い生活してきた。だが、この当たり前の日常は他の人にとっては当たり前ではないかもしれない。サッカーがしたくてもできない人、ご飯を食べたくても食べられない人、明治大学サッカー部に入りたいけど入れない人。そう、当たり前に過ごしてきた日々は本当は当たり前ではない。

明治大学体育会サッカー部でも同じことが言える。サッカーは11人が試合に出る。現在サッカー部は59人いるが、その11人以外の選手の48人はサブだったり、バックアップだったり、応援だったり、運営だったりとみんな悔しい気持ちを押し殺し、それぞれがその立場で当たり前のように取り組める。これも当たり前のようで当たり前ではない。

当たり前に生活できていることの裏には必ず犠牲がある。誰かの犠牲の上に当たり前に生活できている自分がいる。だからこそサッカーができる当たり前の環境に感謝して、1日1日を踏みしめていきたいと思う。大好きなサッカーを本気で取り組める期間も、早ければあと1年ちょっとかもしれない。今やれるべきことをやり悔いのないようにするためにも、サッカーと向き合い、全力を尽くしたいと思う。

残すシーズンも後2ヶ月。大好きな4年生と当たり前にサッカーができる期間も少なくなってしまった。もう一度このメンバーで日本一の景色を見るためにも、チームのためやるべきことをしてチームを勝たせられる選手になりたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも明治大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。



【過去の記事】
「私の歩み」 1年 力安祥伍
「人生の分かれ道」 2年 力安祥伍

2019年10月29日火曜日

「人生は死というゴールに向かって進んでいる。」 4年 岡郁樹




「人生は死というゴールに向かって進んでいる。」
4年 岡郁樹



こんにちは!
政治経済学部4年の岡郁樹と申します。
早い事に最後の部員ブログを書く時がきました。
4年目となる今年は何を書こうかと悩んだ結果、偉そうにも人生観を語らせてもらおう。と思いました。


僕は小さな頃、人生について考える事が多くありました。
哲学な少年ですね。笑
その答えが少し見えたのでここで書かせて頂きます。
まだ21歳の若造の幼稚な人生観かもしれませんが、少々お付き合いください!


突然ですが、僕は「人は死ぬために生きている」と思っています。
言い換えると、人生は着実に死という終着点に向かって進んでいるってことです。
今回は生きていく上で、僕自身が意識するようになった2つのことを紹介します。

1つ目は「死はいつ訪れるかわからない」とういこと。
皆さんもこんな経験をしたことがないでしょうか。
ランニングのトレーニングで本数が決まっているのと決まっていないのとではキツさが違いますよね。終わりが見えているものをやり遂げるのも難しいことですが、終わりが見えないものをやり遂げるのは更に至難です。
でも、終わりが見えないからといって手を抜いたトレーニングをしては、自分の身になりませんよね。
人生も同じだと僕は思っています。そして、人生に手を抜いていて、その次の日に死が訪れたら後悔しかないですよね。
もしかしたら意地悪な神様が
「はい!君明日。」
と急に宣告するかもしれないですから。


2つ目は「自分の終わりを想像する。」です。
矛盾しているようですが、これもとても大切だと思います。
1人の時、少し想像してみてください。
自分に死が訪れた時、お世話になった人や自分の友人、奥さん、息子や娘(いないですが)があなたの事をどんな人間だったと思っていたか。
その人達からどんな人間だったと思われていたいか。
その「こう思ってもらいたい」像があなたの目指す人間像だと僕は思います。
「明日には自分に死が訪れるかもしれない」
そう思いながら、自分の目指す人間像に向かって、目の前の1日、一瞬を過ごす。
この考え方になったのは4年生になってからでしょうか。(ちょっと遅いかな。)
高校2年生、17歳の時に父を亡くし、「死」というものは確実に存在することを知りました。
そして明治大学体育会サッカー部に入り、日々全てに拘り挑戦する部員達、監督やスタッフの方々の言葉に感化されて今の考えに至ったのだと思います。
死ぬ事を想像するとか、いつ来るかわからないとかそういった考え方はあまり関係ないとは思います。上に書いたことはあくまで僕の感性ですから。
しかし、人がいつ来るかわからない「死」に向かって確実に歩んでいっている事は間違いありません。
そう思うと、1日も1秒も無駄にできないなと感じます。もしかしたら、明日かもしれませんし。
だからこそ、僕は今日も大好きなサッカーをするし、本を読み豊かな知識を得るし、多くの人の多様な価値観に触れるし、恥ずかしがらずに感謝を伝えるし、いざこざがあったら素直に謝るし、目の前の練習や試合に全力を尽くすし、人生に一生懸命になるんです。
明治大学体育会サッカー部の選手はそれぞれのやり方で全員がそれを体現していると思いますし、更に上の次元へと挑戦しています。本当に自慢の組織です。
そしてこの自慢の組織で、僕の生きていく上での根底にある考え方を確立できた事は今後の人生にとって大きな事だと思っています。


最後になりますが、明治大学体育会サッカー部の同期をはじめ、卒業された先輩方、そして後輩達全員がその日、その一瞬に全てを賭けサッカーを中心に多くのことに挑戦しています。
そしてこれは受け継がなければならないといけないものですし、今後も脈々と受け継がれていくものです。
この素晴らしい組織にいて、仲間と共に日々を過ごす自分は本当に幸せ者だなと思います。


そして、この環境を与えてくださる方々、何より4年間1人の力でこの環境に身を置かせてくれたお母さん、本当にありがとうございます。
残りの2ヶ月間明治大学体育会サッカー部の為に、同期の為に、先輩方の為に、後輩の為に、支えてくれる全ての人の為に、全身全霊でサッカーに取り組みます。
今シーズンも残り少し。
全員で挑み越えて行こう。
「挑越」

長い文章になってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。
これからも、明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。



【過去の記事】
「ここから」 1年 岡郁樹
「2016年」 2年 岡郁樹
「念ずれば花開く」 3年 岡郁樹

2019年10月25日金曜日

「明治の4年生の背中」2年 藤原悠汰





「明治の4年生の背中」
2 藤原悠汰 (広島皆実高校出身)

今回部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部政治学科2年の藤原悠汰です。

今年になって4年生の背中は大きく偉大だと強く感じる。
たった2つしか歳が変わらないのに2つ以上の歳の差を感じる。
私は今年トップチームとセカンドチームを行ったり来たりしている。その中で、トップチームで試合に出続けている4年生の背中、トップサブで試合に出るか出ないか分からないがその中で全力を尽くしている4年生の背中、セカンドチームでも与えられた場所でチームが勝つために、また、チームがスムーズに動くように運営や主務として全力を尽くしている姿を見てきた。

特に総理大臣杯では4年生の凄さを目の当たりにした。1試合1試合負けたら終わりの緊迫した戦いが続く中で試合中の声掛けや姿勢、バックアップでチームが勝つために率先して動いたり、中日の練習で前日試合に出なかったメンバーでのTRで、
「試合に出ていない人がどれだけやれるかにかかっている。」
という言葉を常に発信し続けながら、高い強度とモチベーションでTRをしていて自分も大きく刺激を受けた。

また、常に試合に出る為の準備を怠らず、巡ってきたチャンスをモノにしヒーローになる姿、オフザピッチのところでは、オンとオフの切り替えがはっきりしており、緩めるところは笑顔で下級生も楽しめるような環境を作ってくれ、試合ではプレーで示し続けてくれる。そんな4年生の姿を見て憧れた。

私が4年生になった時、このような背中で示し続け、引っ張ることが出来るのかと考えるとまだまだ足りないと思う。4年生と過ごす期間はあと少し。さらに多くの事を吸収し私が4年生になった時に、「明治の4年生としての背中」を示せるように日々向き合っていく。

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後とも明治大学体育会サッカー部を宜しくお願い致します。


【過去のブログ】
「花を咲かせる」1年 藤原悠汰

2019年10月22日火曜日

「サッカーの神様へ」 3年 持井響太






「サッカーの神様へ」
3年 持井響太 (滝川第二高校出身)

今回ブログを担当させていただきます、文学部文学科英米文学専攻3年の持井響太です。

小さい頃に小学校のチームの監督から「サッカーの神様」がいることを教わりました。
その時から、僕の心の中でサッカーの神様は生き続けています。
今日はこのブログを通じて、サッカーの神様へ僕の今の素直な気持ちを伝えたいと思います。


サッカーの神様へ

いつもお世話になっております。
そして常に僕を楽しませてくれ、夢と感動を与えてくださりありがとうございます。
サッカーと出会って今年で16年目、たくさんの経験をさせていただきました。

リフティングが100回できた時、苦手なヘディングでゴールを決めた時、僕のパスミスから失点した時、決定機を外しまくった時、スーパーゴールを決めた時、言い出すとキリがないですが、その様々な経験が僕の思い出であり、成長する為のヒント、そして何よりサッカーで上を目指したいと思う今の自分の原動力となっております。
ありがとうございます。

スタッフに怒られた時や自分の上手くいかないプレーが続いた時は、そのフラストレーションをボールにぶつけたり、思い切り壁やフェンスを蹴ったり、人に八つ当たりした時もありました。
すみません。それだけサッカーが好きだったんだと思います。お許しください。

次に、たくさんの素晴らしい人との出会いをありがとうございます。
サッカーを続けてこられたお陰で、共に夢を追う仲間やライバル、叱咤激励してくれる恩師、どんな状況であっても応援してくれるサポーター、ファンと巡り合うことが出来ました。
この出会いは僕にとって大きな財産となり、これからも僕をプラスの方向へ導く手助けをしてくれるでしょう。

そして、常に高い目標を与えてくださりありがとうございます。

特に大学サッカーでは成長を実感しています。
今まで経験したことのないプレースピード、プレーの強度、一つ一つのクオリティの高さなどに入部当初は圧倒されました。そしてサッカー以外の面でも悩むことや落ち込むこともありました。
しかし、どんなに辛くても決して下を向かず、挫折を糧にもっと成長しようと、モチベーションを上げてくれる仲間がいました。

今、こうやって明治大学でサッカーが出来て幸せです。ありがとうございます。

このように僕はサッカーと共に人生を歩んできました。いつかお別れの時が来るでしょう。早ければあと1年とちょっとかもしれません。
僕は明治の最高の仲間と共に成長し、その先も結果を残し続けていきたいです。

また、4年生と一緒にサッカーができる期間は残り3ヶ月。お世話になった先輩方ともう一度日本一の景色がみたいです。
そのために夏よりもっと自分がチームに貢献できるよう死ぬ気で闘います。

僕たちは日本一になる為に、一人一人がそれぞれの立場において、全身全霊をかけ取り組める自信があります。そして何が何でも三冠を達成し、大学サッカーを制します。

サッカーの神様、引き続き応援宜しくお願いします。


【過去の記事】

「怯まず驕らず溌剌と」1年 持井響太

「感謝の心」 2年 持井響太

2019年10月18日金曜日

「今の自分」 4年 宮岡龍之介



「今の自分」
4年 宮岡龍之介(横河武蔵野FCユース)


四年間、ただ無心でサッカーが上手くなる事だけを考え、打ち込む事ができたかと問われたら、自信を持って「はい」と答えられる自信がない。

これまでのサッカー人生を振り返り、当たり前だが、毎日の練習から試合まで一切手を抜いたことも、全力を尽くさなかったことも絶対にない。
では、なぜこの問いに「はい」と答えられないかと問われると、一つの明確な理由がある。
それは、自分の評価を気にし、今日はこんなプレーをしてやろうと意気込む反面、「ミスを恐れる不安」にいつもビビりながらプレーをしていたからだ。

これまで、いらぬ不安というものがどれほど自分のプレーを邪魔してきたか数え切れない。
また私自身、その不安というものがプレーを萎縮させ、好転させてくれる材料にならないことも到底理解している。
だからこそ、こんなものに揺さぶられる自分を変えるべく、毎日の練習への取り組みの仕方を何度も見つめ直したり、時には何冊もメンタル強化についての本を読んで、自分がどう不安と向き合うべきか考えたりもした。

ただそのような中、9/25に行われたvs拓殖大学とのアイリーグにキャプテンとしてフル出場したことで自分のマインドをガラッと変えさせられた。
チャンピオンシップ出場の為にも絶対に負けられない試合でありながら、ほぼ経験のないセンターバックで出場した。しかも久々のスタメンで。
その試合の私は良い意味でふっきれることができていた。だからこそ何の邪念もなく無心で「自分がキャプテンとして、CBとして、自分の体がどうなってでもいいからただひたすらに勝ちたい」。正直それ以外一切何も考えていなかったし、考えることができなかった。

これまで、様々な本を読み、不安は払拭すべきだとか、不安は受け入れるべきだとか色々なことが書いてあった。それらの意見も自分を手助けする一つの助言だと思う。ただ、今考えるとそんなものに救いを求めていた自分がバカらしいなと思う。

心底から湧き出る本気で勝ちたいという思いがあれば、ミスがどうこうとか、うまくできるかどうかとかそんな不安はどうでもよくなる。ただ、ひたすらに勝ちに貪欲になれば、今の自分が周りからどのように見えているかなんてどうでもよくなる。そう思った。

小学校二年から15年間取り組んできたサッカーも、今では残り二ヶ月半しかない。
だからこそ、残りのサッカー人生、ただひたすらに勝利を求め、自分が出場できる目の前の一試合に全身全霊を注ぐ。

【過去の記事】

「経験と環境に感謝」 1年 宮岡龍之介
「一個上の大きな存在」 2年 宮岡龍之介
「自分を辿る」 3年 宮岡龍之介

2019年10月15日火曜日

「学ぶ姿勢」1年 山田梨功




「学ぶ姿勢」1年  山田梨功 (浜松開成館高校)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。経営学部一年の山田梨功です。

明治大学に入部してから8ヶ月が過ぎ、オンザピッチ、オフザピッチともにさまざまな刺激を受けてきました。

入部してから8ヶ月間さまざまなことを経験させてもらいました。

特に私にとっては総理大臣杯で日本一を取るというのは大きな経験になりました。私のサッカー人生において、初めての日本一でした。しかし、正直素直に喜べない自分がいました。当然チームが優勝して日本一になったのは嬉しかったのですが、やはり自分が試合に出て、日本一を取りたいという想いが強かったのです。しかし、トップチームの選手と比べたら足りないところは多いですし、課題も多くあります。だからこそ、今の時期を大切にしなくてはいけないと思います。

私は高校の時、1年生の頃から試合に出場させてもらってあまり試合に出られない悔しさを味わったことがありませんでした。だから、あまり自分の課題に対して今以上に考えることはなかったですし、自分自身と向き合う時間も今以上になかったと思います。しかし、明治大学に入部して試合に絡めない、試合に出られないという現実を突きつけられました。そういう状況になって初めて自分になにが足りないか、トップチームの選手に比べてなにが劣っているのかというのを真剣に考えるようになりました。なので、私にとっては日々の1回の練習、アイリーグ、週末のトレーニングマッチ全てが勝負ですし、学ぶ場なのです。
どれだけ一回の練習で多くのことを学び、チャレンジすることができるか。自分の良いところを伸ばし、いかに苦手な部分を無くすことができるかが重要だと思います。
試合に出れていない今だからこそ、今を大切にして考えて学んでチャレンジしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年10月11日金曜日

「人生の選択」2年 東山直樹



「人生の選択」
2年 東山直樹(東京ヴェルディユース)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただく商学部商学科2年の東山直樹です。

今回は「人生の選択」というテーマについて話していきたいと思います。

最近、4年生方の進路が徐々に決まり始めました。
昨年は正直自分にとってあまり関係ない話だと他人事で聞いていました。
ですが今年は一つ学年も近くなり先輩方の色々な就活の深く入り込んだ話などを聞いていく中で、自分もすごく身近なものだなと感じています。
プロサッカー選手になる人や企業に就職してサッカーを辞める人、海外へ行く人など様々な選択肢がある中で、皆決断していきます。

今までの人生も色々な選択をしてきたと思います。

自分でドリブルをするのかパスを出すのか、勉強をするかゲームをするか、ハンバーグを食べるのかステーキを食べるのか、このブログで何を書こうかなど、今までに数えきれない程の選択をしてきたと思います。

人生は選択の繰り返しです。
その都度、様々な選択肢の中から自分が最善だと思うものを選んでいく。
もしかしたらその選択はしょうがなく選んだものかもしれないし、時には欲に負けて最善でないものを選んでしまう時もあると思います。

私が今一番大事だと感じているのは、選択肢の中から最善のものを選ぶのもそうですが、最善でないものを選んでしまっても最後に振り返った時にその選択をしてよかったと思えるように行動する事だと思います。
全て最善の選択を必ずできる人なんてどこにも存在しないと思います。
誰にでも誤った選択をしたり、ミスは起こりえます。
だからこそその後の行動で変えればいい。
最善でないものを最善にしてしまえばいい。

これからの人生もたくさんの選択をすると思いますが、その選択があったからこそ今の自分がいる、その選択は間違っていなかったと最後に胸を張って言えるように日々過ごしていきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


【過去のブログ】

「自慢の兄」1年 東山直樹

2019年10月8日火曜日

「試合に出れる喜びを噛み締めろ」 3年 早川 友基







「試合に出れる喜びを噛みしめろ」 3年 早川 友基(桐蔭学園高校出身)




今回部員ブログを担当させていただきます、経営学部経営学科3年の早川友基です。


GKとは特殊なポジションで1人しか試合に出場出来ない。
サブの際は全力でサポートするのが当たり前だ。
去年は公式戦に出場出来ず、悔しさを隠しきれない時やネガティヴになりそうな時があった。何かに理由付けしている弱い自分がいた。
勝利の為に自分がやらなくてはいけない事は何かを明確化し、今シーズンは新たなメンタリティで取り組む事を決意した。
そして公式戦のピッチに戻ってくる事が出来た。
何より感じたのは『試合に出場出来るって幸せだな』ということだ。
立場関係なく全力で応援してくれる素晴らしい仲間がいる。
明治の代表としてピッチに立つということの重みと誇り。
結果を出さなければいけないという責任。
この想いで毎試合高いモチベーションを持って戦う事が出来ている。

また日々の練習の大切さも感じている。
現在では四年生GKの加藤さんとどちらが出場するか全く分からないが、榎本コーチのキッつい練習から日々切磋琢磨し、競争し、お互いを高め合えている事は自信を持って言える。だからこそどちらが出場しても良いプレーが出来るし、チームを勝たせる事が出来ていると思っている。
目指すは優勝。そして最少失点。
最後に四年生と素晴らしい景色を見たい。
その為にも全身全霊でゴールを死守したい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも明治大学体育会サッカー部の応援よろしくお願いします。




2019年10月4日金曜日

「最後の最後まで」 4年 渡邉さくら



「最後の最後まで」
4年 渡邉さくら

とにかくがむしゃらだった1年生。
先輩となり、後輩を指導することでさらに気付きが増えた2年生。
大好きな4年生の為に頑張ると決めた3年生。
振り返ってみれば、濃くもあっという間だったこの3年間。
私の目の前を走ってくれていた優しく頼もしい先輩の背中はもうない。
そんな喪失感を感じながらも、4年生としてしっかりしなきゃ!という気持ちを持ち、走り始めてから早くも8か月が経った。


約3年半ほどの時間をマネージャーとして過ごしてきたが、やはりマネージャーは本当に難しい。
私の理想としている4マネになれているのだろうか、ふと考えることが多い。
練習後や試合後には自分の中で一人反省会が開かれ、
あの時こうした方が良かったな、とか次からはこうしてあげよう、
後輩のこうしたやり方良かったから次は自分も取り入れてみよう!とか、、、
4年生になった今でも学ぶことが多い。
栗田監督がよく選手に仰っているように、まさに「日々努力、日々成長」である。


2016年シーズン終わり(私が1年生)の時、卒業される4年生の選手からある言葉を掛けられた。
「(チームが勝つか、負けるか)結局はマネージャー次第だと俺は思っているよ。」
この言葉があの時からずっと胸に突き刺さり、私の原動力の1つとなっている。
きっとこの先輩は、1年生だろうが4年生だろうが、選手だろうがマネージャーであろうが
チームの勝利の為にどんな立場であろうと自分のやるべきことを全うするこの大切さを伝えてくれたのではないかと思う。
この言葉のおかげで下級生の私でさえチームの勝敗を分け得る存在だということを自覚し、気が引き締まったことは忘れない。


今年は恐ろしいくらいに結果が出ている。
東京都T優勝、アミノ優勝、天皇杯で川崎フロンターレとの対戦、総理大臣杯優勝。
ただ、ここまで来るのに決して楽ではなかった。
シーズン始まったころは、みんなの矢印がバラバラで誰もがこのままじゃまずいと思っていただろう。
そういったみんなの気持ちがバラバラで苦しい時を経験したからこそ、今年は一体感を持ち常勝できていると思う。

残すは今年のリーグ優勝、IL全国優勝、新人戦優勝、そしてインカレ優勝。
心を一つに、
一つになって進み、
仲間を信じ、自分を信じ、今までやってきたことを信じ、
目の前の一戦一戦に挑み、越えていく
そうすれば残すタイトルを今のこのチームなら獲ることができると思う。
今まで見てきた悔しい想いをして卒業された先輩方の背中。
先輩方から受け継がれてきたこの汗と涙の襷を大好きな同期と、頼もしい後輩たちと共に繋げていきたい。

最後になりますが、同期のマネ佐藤には本当に感謝している。
入部当初は、先輩方にあの2人は性格が合わなすぎるけどやっていけるのか…と心配されていた私たちだが、今ではお互いに信頼し合い、助け合っている。
お互いマネージャー初心者で、色んな失敗をしてきたが、温かく見守ってくださった先輩方には感謝してもしてきれない。
また、こんな私についてきてくれて、笑顔でさくらさんときてくれる可愛いマネージャーの後輩たちも本当にありがとう。
大好きなマネージャーのみんなと最高のサポートで残りの3か月チームをしっかり支えていきたい。もうその言葉に尽きる。


まとまりのない文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
チームは今、「大学サッカーを制す」を達成すべく、日々闘っています。
一歩、一歩着実に歩み続ける明治大学体育会サッカー部への熱い応援をよろしくお願い致します!

【過去の記事】
「憧れ」 1年 渡邉さくら
「2年目」 2年 渡邉さくら
「頑張る姿」 3年 渡邉さくら

「私の夢」 4年 佐藤帆奈美


「私の夢」
4年 佐藤帆奈美



こんにちは。

高い空と肌を掠める風が心地良い季節ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
秋を迎えても顔がやたら黒いと巷で噂の、商学部4年マネージャー佐藤帆奈美です。
早いもので気付けば部員ブログを書くのも4回目となりました。
6時半の練習に向かう道すがら、
夜明けの綺麗な空に秋の深まりや冬の気配を感じると同時に
この眩しく輝いている毎日が
もう少しで終わりを迎える淋しさをも感じています。
少し長くなってしまいますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。





突然ではありますが、わたしが就職活動中に出逢った素敵な言葉をご紹介します。



二流は仕事を『作業』と捉え、
一流は仕事を『夢』と捉える。





これは「一流の男になる松平家の教え」という書籍から引用された一文ですが、この言葉に出逢えただけで、就職活動やって良かったと思える程、わたしの価値観を大きく変えてくれました。

皆さんに問いたいです。今取り組んでいるものの先に夢はありますか?
(まだ社会にも出てない22歳の小娘が、と思われた方、申し訳ありません。)


私にも私を二流たらしめる「作業」はたくさんあります。

その先に何があるか考えていないから億劫に感じたり、なかなか進まなかったり..。私はマネージャー失格かもしれないと思うこともありました、正直笑



でもその言葉に出会ってから目の前の仕事の意味を考えるようになりました。
私の将来に直接かかわってくることは殆どありませんが
まわりまわって選手たちが持つ沢山の夢に繋がっていることに気付きました。
それからはどんな仕事に対しても文句を言うことは勿論
マイナスな感情を抱かなくなりました。全部選手たちの夢に繋がっているから。




前置きが長くなりましたが、結局わたくし何が言いたいかと言いますと、
後輩たちよ、就活はすべきだよ!ということと、
この4年間、私の夢はみんなの夢であったということ!

J1を倒したい。大学サッカーを制したい。小さい頃からの夢を叶えたい———
選手たちの夢がかなう瞬間は、私の夢がかなう瞬間でもありました。
その瞬間に立ちあえたこと、
そしてこれから立ちあえるかもしれない。
全部ぜんぶ、私の一生の宝物です。






またまた話は変わりますが、よく選手たちから
「いつも大変な仕事ありがとう。」
「人のために頑張れてすごいね。」
と労いの言葉をかけてもらうことがあります。




・・いやいや!!
何も取り柄のない私を受け入れてくれて
みんなの大きな夢を一緒に追わせてくれて
日本一という最高の景色を見せてくれた選手たちには
こちらこそ「ありがとう」です。



選手たちの為なら私はなんだってできます。
どんな無理難題なことをお願いされても、みんなの為ならまずやってみます。

「誰かのために」
この気持ちが原動力になっているのは、明大サッカー部の部員であれば
選手もマネージャーもみんな同じだと思います!



こんなこと面と向かって言うと涙がほろりしてしまうのであまり言いませんが
本当に選手たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
いつもありがとう。



選手たちみんなの真剣な姿をピッチレベルで追い続けることも
同期たちとくだらないことで笑い合う心地よい時間も
弟のような可愛い可愛い後輩たちに癒される日々も
頼もしいマネージャーたちと阿吽の呼吸で仕事をすることも
同期マネのさくらとバスの窓際決めじゃんけんをすることも
身体が硬い選手たちのストレッチやブリッジを見て一人にやにやすることも()
あと少し。
泣いても笑ってもあと二か月半。
一日でも長くみんなと一緒に夢を追いたいです。







長くまとまりのない文章となってしまいました。
自己語りも甚だしいですが、4年生に免じて許してください。笑

最後にはなりますが、いつも明治大学体育会サッカー部を応援してくだる皆さま、
本当にありがとうございます。
皆さまからの暖かい応援の声は
選手たちだけでなく私たちマネージャーにとっても頑張る原動力となっています。
これからも私たちらしく
大学サッカーをリードする組織として努力をして参りますので
変わらないご支援の程よろしくお願いいたします!





残された2つのタイトルに加え、IL、新人戦も
明治らしく、最後まで闘い抜き
笑顔で1222日を迎えたいです!
今後とも明治大学体育会サッカー部をよろしくお願いいたします!


【過去の記事】
「サッカー」 1年 佐藤帆奈美
「私たちにできること」 2年 佐藤帆奈美
「夢と現実」 3年 佐藤帆奈美

2019年10月1日火曜日

「矢印の向き」 1年 森喜紀



「矢印の向き」 1 森喜紀 (浦和西高校)

こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部経済学科1年森喜紀です。

早いもので入部してから8ヶ月が経ちました。今までには経験したことのないこともたくさんさせていただいています。様々な面でこの組織は日本一だと改めて実感しています。

そんな中、自分は何の為にここに来たのか、不意に思う時があります。今までの環境とは大きく変わり、悩む日々が続きました。怪我も多く、最近になりやっと復帰するもなかなか思うようなプレーができず、どこか前の自分とは違うような気がして、自信が無くなり、プレーするのが嫌になったこともあります。

「矢印を自分に向けろ。」これは高校の時、監督から言われた言葉です。自分は言い訳ばかりして、何がいけないのか分かっていてもそれを素直に認めず、責任など矢印を外に向けていました。それがどんなに情けないことか今では痛いほど分かります。

思い返すと、今まで言われてきたことと同じことを今でも言われている気がします。自分では分かっているつもりでも、実際に考えて行動せず、逃げていたからだと思います。

「何で俺が。」ではなく、まず自分に矢印を向け、考えることが何よりも重要だと思います。常に先のことを考え、自分と向き合い、弱い自分を変えたいです。

今まで関わってくれた人に恩返しが出来るよう、日々考え、行動し、一日一日を大切に過ごしていきたいです。

最後に、僕は今幸せです。明治にはすごい選手が沢山います。だからと言って初めから諦めるわけがない。このチームの一員としての自覚と誇りを持ち、僕はこの先もっともっと成長します。


拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。

2019年9月27日金曜日

「想いは届く」 2年 野島風菜

「想いは届く」 2年 野島風菜


今回部員ブログを担当させて頂きます、政治経済学部政治学科2年マネージャーの野島風菜です。

入部して早1年半。
6時練の為の4時起き、猛暑・極寒・土砂降りの中での練習、マネ日記、HP更新etc…
部活帰りに電車で寝過ごしたことは数知れず
1年目はとにかく無我夢中で過ぎていった。
2年目になり、この生活はすっかり私の日常になったが、のろまな私には余裕というものはまだ生まれず、未だに反省ばかりの毎日だ。

選手たちのサッカーに対する想いや熱量に日々圧倒されている。
支えて下さる全ての方々への感謝の気持ちを「結果で恩返し」と常々口にし、好調であればある程高まっていく期待の声すらも、プレッシャーではなくモチベーションに変えているようにみえる。
それは厳しい練習を積み重ねているからこその自信なのだと思う。
過負荷TRの時などは苦しそうな選手の様子に私が顔をしかめてしまうほどだ。

全員が切磋琢磨している姿を一番近くで見ているマネージャーの役割とは、
その努力が報われるように、とにかく選手たちが100%の力を出せるようにサポートすること。
そして明治のサッカー、選手の魅力が伝わるように発信していくこと。
その為には何がベストなのかを常に考え、悩み、行動していかなければならない。 

1ヶ月ほど前、とても嬉しい事があった。
試合帰りに撮った写真を見ながら電車に乗っていたら、隣に座っていた方から「明大のサッカー部?」と声を掛けて頂いた。
なんと、天皇杯川崎フロンターレ戦を観戦し、それ以来明治に興味を持って下さっているとの事。
「明治のサッカー面白いね。応援も非常に素晴らしかった」
と何より嬉しい言葉を頂いた。
想いは届いている。
心を動かす熱いプレーと気迫のこもった全力応援が、観ている人々に伝わっていると改めて実感し、感動した出来事だった。
「大学サッカーを盛り上げたい、多くの人に観に来て欲しい」という願いがこうやって繋っていく。

4年間を通して、そんな素晴らしい選手たちに少しでも追いつけるよう日々努力し、マネージャーとして全ての力を尽くしていきたい。
そして、皆のキラキラの笑顔をこれからも沢山見たい。
私自身も成長あるのみだ。

拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

いつも応援して下さる皆様、本当にありがとうございます。
今後とも明治大学体育会サッカー部を宜しくお願い致します。


【過去のブログ】
「決意」 1年 野島風菜

「『外から見る』明治大学体育会サッカー部」2年 後藤大輔

「『外から見る』明治大学体育会サッカー部」2年 後藤大輔


商学部商学科2年マネージャーの後藤大輔です。

自分はマネージャーと並行して、関東大学サッカー連盟の学生幹事としても活動しています。
リーグ戦などの試合当日はマネージャーとしてチームに帯同するのではなく、試合を運営する立場として、明治大学体育会サッカー部を外から見ています。
今回は、学連として活動していなかったら気づくことができなかった「外から見る」明治大学体育会サッカー部について書いていこうと思います。

皆さんは試合会場で選手が運営担当や補助学生として運営をする姿を見た事はありますか?
運営担当として学生幹事と共にチケット販売などの業務をこなし、補助学生として試合に必要な備品の準備・片付けをします。ピッチ周りの人工芝を敷く仕事などは特に大変であり、正直選手がやるような仕事ではありません。
しかし、明治の選手達はこの仕事を誰よりも一生懸命にこなしてくれます。
こんな仕事をするために明治のサッカー部に入ったわけじゃない、と試合に出られない悔しさを持っていることは間違いありません。それを自分の中で折り合いをつけ、明治の一員として与えられた立場を全うするのです。
もし自分が選手であったらと想像すると、必ずしもみんなと同じ行動をできるとは思えません。純粋に尊敬します。

また、応援でも明治の素晴らしさを感じることが多くあります。
スタンドの真下にいると明治の応援はどの大学よりも大きく、気持ちがこもっているように感じます。相手の選手を揶揄するような言葉は一度も聞いたことがありませんし、ポジティブな言葉ばかりが飛び交っています。選手入場の際に歌われる校歌を聞くと毎回鳥肌が立ち、自分は明治の一員として貢献できているかと改めて自分に問いかけるきっかけにもなります。

「明治」というこの2文字に部員67人は誇りを持ち、サッカー、応援、運営のすべてにおいて日本一を目指し、行動することを第一に考えています。

前期リーグ11戦10勝、総理大臣杯優勝、後期リーグ2連勝と止まらない明治大学のサッカーをぜひ会場に足を運んでいただき見ていただきたいです。その際は、試合に出ている選手だけでなく、運営をしていたり、声を枯らして本気で応援する選手にも注目していただきたいです。そこに明治の強さの理由があるのではないかと自分は考えています。

後期リーグでは、他大学と協力して色々な企画を考えています。明治大学体育会サッカー部のTwitterやHPで情報を更新していくので、注目してください!

これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。


【過去のブログ】

「拠り所」2年 今村彩乃

「拠り所」2年 今村彩乃


理工学部機械工学科2年の今村彩乃と申します。
3年前のお話をします。

高校2年生の冬、とある進学塾に入りました。
それまで通っていた塾に未練があったわたしですが、受験のためにはこのままじゃだめだと思い通い始めた塾です。

自分で選んだ選択に結果が欲しくて、少しずつ少しずつ、受験色に染まっていきました。

そこの塾長先生が、とてもいい人でした。
聖人君主のようないい人、というよりは、ひたすら熱い先生。
人間として、教育者として、また経営者として(?)汚い部分を覆い隠そうとはせず、人間味のある感じがとても好きでした。
専門の物理に関しては本当に心強く、学校よりも頼っていたかもしれません。
また塾長先生以外にお世話になった化学、英語の先生もとても頼もしく熱心で、“大勢の中の一人”でしかない自分に、これほどの時間を割いてくれるのかと嬉しくて励まされました。

結局受験では良い結果は出ませんでしたが、その一年間で学んだことや感じたものは今でも大きな支えとなっています。

そしてその先生は今、わたしのバイト先の上司です。
勤務後に塾長や他の先生、バイト仲間たちと、たわいもない話をしたり、わたしが生徒だった時の裏話を話す時間が本当に大好きです。
勤務中には、頑張る生徒たちにたくさんの刺激を受け、わたしも頑張ろうと思えます。
あのときは本当に命かけてたよな〜と懐かしくなったり、自分は今全然頑張れてないなと恥ずかしくなったりもします。

見えない何かに突き動かされ、さらに強くなりたいと思う場所。
大学生となった今でもそこに行けることが、わたしにとって大きな励みになっていることは間違いありません。


ご一読いただき、ありがとうございました。
今後とも体育会サッカー部をよろしくお願い致します。


【過去のブログ】

「きれいごと」1年 今村彩乃

2019年9月24日火曜日

「自分ができること、役割を全うする」3年 蓮川壮大



「自分ができること、役割を全うする」
3年 蓮川壮大


今回、部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部3年の蓮川壮大です。
少し長くなりますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。


まず、前期を終えての戦績。
前期リーグ戦首位、天皇杯予選東京都サッカートーナメント優勝、天皇杯2回戦敗退、アミノバイタルカップ優勝、総理大臣杯優勝、そして非常に濃い前期を終え、先週開幕した後期リーグ戦2試合を勝利した現在、公式戦28試合中262敗。

今年の明治大学はとても結果がついてきている。勝ち癖がついてきた。
だか、楽な試合など一度もなかった。
決して余裕もなく過信もしていなければ、満足もしていない。
だが、自信はある。この自信はどこから来るのか。

それは、「日々の練習」だ。

明治大学の練習は、強度、考える力、コミュニケーション、負荷量、そして楽しむこと、どれを取ってもどの組織よりも追求していると自負している。
練習で行う紅白戦が、他のどのチームと行うよりも熱く激しく、成長できる。
それゆえ、このチームに所属できていることは私にとって幸せなことであり、日々幸せを噛みしめながら過ごしている。

そんなチームが大切にしていることは、「自分の役割を全うする」ことだ。

「自分の役割」とは何なのか。
昨年までの2年間は試合には全く関わることができず、なぜ試合に関わることができなかったのかをオフシーズンにたくさん考え、自己分析した。
そして自分の中で整理をして大切だと気がついたのは、「今までの経歴、実績を心の奥にしまい必要のないプライドを捨て、自分の長所と短所を理解し、自分の実力の無さを認めること。そして明治のためにどれだけ死ぬ気になれるか。」ということである。

これは、今なかなか試合に出れずにもがき苦しむ下級生に伝えたいことでもある。
明治大学に所属している多くの選手は、今までに日本代表や国体などの選抜活動、日本一や主将などチームの中心選手を担っていた選手ばかりである。
だが、もうここまできたら、いくら華やかな経歴を持っていてもそれはステップアップしていく為のなんの力も持たない。

試合に出られずに同じポジションの選手に嫉妬することなどいくらでもあるし普通のことだ。しかしそこでその人の悪いところを見るのではなく、良いところを盗もうとすることが大切だ。

私の話をするとそのような存在は、明治大学に沢山いる能力が高く素晴らしい選手達の中でも、同じポジションで下級生の頃から試合に出場していた同期の佐藤瑶大である。

ヘディンガーであり、大学生の中ではヘディングで彼に勝る者はいない。
攻撃ではセットプレーからの得点、守備では競り合いでたくさんチームを救ってきた。点を取る瑶大に嫉妬をしながらも、最近は瑶大のセットプレーの入り方や、競り合いなど見てヒントを得ている。
周りの選手の良いところを盗むことも大事なことだ。

また、試合に出る身としても私は自分の役割を全うしなくてはならないと思う。
というのも、自分の役割を全うすべく頑張っているのは応援組の選手も同じであるからだ。

明治大学の選手なら、明治大学の為に全力を尽くし、死ぬ気で戦い、声を枯らして校歌を歌い、明治大学に全てを捧げる。
試合に出場できなくても、明治大学の代表選手を死ぬ気で応援し、共に戦う。
大阪で行われた総理大臣杯の決勝戦で東京からやってきたそんな応援団をピッチの上から見た時に、明治大学に来て良かったと本気で思えた。
応援団からしたら、試合に出場できないことは凄く悔しいことだろう。それでも応援団の選手たちは自分の役割を全うし戦っている。
だがらこそ、ピッチに立っている選手からすれば、応援団とは太陽のような存在なのだ。
自分の与えられた立場を全力で全うしなければいけないと改めて感じる。

私はとても下手くそで技巧派でもなければ、試合を観ている人を魅了するプレーもできない。沸かせることもできない。

だが、親から代々授かった身体能力や、11や球際で絶対に負けないことだけは譲れない。

「自分の役割」は、ディフェンスとして何がなんでも身体を張って絶対に相手に得点を許さないこと。
明治の為に最後まで走りまくってチームがどんな状況でも声を出し続け鼓舞することだと思っている。
4年生とサッカーができるのもあと3ヶ月。多くのことを吸収し、大好きな4年生のためにも今年掲げた3冠を達成する為に突っ走っていきたい。


これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。


【過去の記事】





2019年9月20日金曜日

「なぜこんなにも情熱を捧げられるのか」 4年 中川諒真



「なぜこんなにも情熱を捧げられるのか」
4年 中川諒真 (浜松開誠館高校出身)


今回部員ブログを担当させて頂く農学部食料環境政策学科4年の中川諒真です。

私はサッカーを始めて15年目になる。
4年生になってなぜこんなにもサッカーに情熱を捧げる事が出来るのかと考える事がある。
それは、卒業した後、本気のサッカーを続けられるかわからないし、15年間続けてきた事をもしかしたら辞めるかもしれないから。

ではなぜ人生の半分以上をサッカーに捧げてきたのか、お金をもらえるわけでもなく、負けて死ぬわけでもないのにここまで熱くなれるのか。
私は支えてくれている人に結果という形で恩返しをしたいがために、毎日必死に情熱を持ってやっている。
私の叶う保証のない夢のために両親は毎日働き何も言わずずっと応援してくれ、
高校時代の恩師は私の事を常に気にしてくれ試合まで見に来てアドバイスをくださり、
明治大学の先輩方はあるべき姿を見せてくれて礼儀や人間性の部分を教えてくださった。
こういった方々に恩返しをしたいから。
結果が出れば支えてくれた方々も喜んでくれる。


そして私の1番の活力になっているのは同期17人である。
入寮当初は仲が悪いと先輩方に言われたり、仕事が思うようにできず苦しい時間を共に過ごした。
しかしその時間は決して無駄ではなく、ミーティングで本気でぶつかり合ったり、きつそうな奴がいたら助け合ったり、当時は大変だったがそれがあったから今の4年があると私は思っている。
今でもチームの事、後輩の事で同期で言い合いになる事もある。
どんな立場になっても全力で取り組んでいる同期に本当に誇りに思う。
今まで味わったことのないくらい濃い時間を同期とは過ごしてきた。
そんな奴らと私は最強で最高の結果を出したい。そして弱い自分を毎日越えていきたい。
でも、情熱を捧げてきたからこそサッカーだけの人間にはなりたくない。
矛盾しているようだけど自分からサッカーを取った時に何も残らない人間になるのではダメだと思う。
サッカーを通じて人間形成や礼儀やマナー、思いやりを学ぶ事が大事だと思う。サッカーの技術よりも。
そういった事を学ばせてくれて人として成長させてくれるのが明治大学体育会サッカー部である。
まず総理大臣杯は獲る事が出来た。あとはリーグ戦とインカレ。毎日挑み越えていく。
明治に必要ない選手は誰1人いない。
同じベクトルを向けて本気で三冠獲りにいく。
                         『挑越』

最後まで読んでいただきありがとうございます。
明治大学体育会サッカー部の応援を宜しくお願い致します。




【過去の記事】
「環境、周りの人に感謝」 1年 中川諒真
「自発的、人間性の大切さ」 2年 中川諒真
「偉大な存在」 3年 中川諒真

2019年9月17日火曜日

「24時間をデザインする」 1年 松原 亘紀



24時間をデザインする」
1 松原 亘紀 (熊本県立大津高等学校)

今回部員ブログを担当させていただきます文学部史学地理学科地理学専攻一年の松原亘紀です。

明治大学体育会サッカー部に入部して半年が過ぎた。大学生は高校生とは違い、自分の時間が増える。その時間をどうのように使うかは自由だ。

 この文章のタイトルである「24時間をデザインする」という言葉は、私の高校の恩師の言葉である。時間に振り回されず、計画を立て、どう活用するのか、それによって自分の成長速度が大幅に変わってくる。時間はお金で買うことはできない。人生の中で最も大切なものの1つである。

 時間をデザインするのはサッカーだけではない。自分で授業の日程を決め、空いている時間で勉強をする。そういった大学生活全てをデザインしていくことで、一人前の人間としてもっと成長していけると思う。

 自分を輝かせるのも、腐らせていくのも自分次第。自分がまだまだ成長していけると確信している。目標に向かって自分を信じ、努力し続けていく。

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後とも、明治大学体育会サッカー部の応援よろしくお願いします。

2019年9月13日金曜日

「貪欲に何かを求め続けなければ、目標を達成することはできない」 2年 西矢健人




「貪欲に何かを求め続けなければ、目標を達成することはできない」
2年 西矢 健人 (大阪桐蔭高校出身)

今回部員ブログを担当させていただきます商学部2年の西矢健人です。


「貪欲に何かを求め続けなければ、目標を達成することはできない」

この言葉は、元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ選手の言葉である。
貪欲に何かを求め続ける。これは、簡単なことではなく、特に自分に足りていないことだと思う。

今シーズンの3月の下旬に初めてTOPチームに上がり、リーグ戦の登録メンバーにも入ることが出来た。昨シーズンの、約半分の時間を怪我でリハビリに費やし、全くTOPチームに絡むことが出来なかった自分にとって、リーグ戦の登録メンバーに入ったこと、TOPチームに上がれたことは素直に嬉しかった。

TOPチームに上がる為に、誰よりも貪欲に練習、練習試合に目標を持って取り組んでいるという自信があった。毎日、チームの為に何が出来ていたかを考え、自分のプレーを分析し次の日に繋げる作業が自然と出来ていた。その積み重ねが結果として、TOPチームに上がることが出来たのはとても自信になった。

しかし、TOPチームに上がってからは、自分を他の人と比べる事が多くなり、自分からチャレンジする事が減ってしまった。ネガティブな部分ばかり考えてしまい、自分の良さも消してしまっていた。貪欲に自分に求め続けること。簡単なことではないが、それが出来る選手が生き残っていくと思う。

どこのカテゴリーになってもチームの為、自分の成長の為、支えてくれる人の為に貪欲に取り組みそれを追い求める姿勢をどんな立場であっても継続していきたい。

同じポジションに、素晴らしい選手がいるこの環境でサッカーが出来ることに感謝し、良い部分を貪欲に吸収して自分自身の成長に繋げていきたいと思う。



まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


【過去の記事】

















2019年9月10日火曜日

「2年前の今日」 3年 堀莉彩子


2年前の今日」 3 堀莉彩子

こんにちは!
今回部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部経済学科3年マネージャーの堀莉彩子です。

先日行われた総理大臣杯ではたくさんのご支援、ご声援ありがとうございました。
様々な方々のおかげで今年も日本一に輝くことができました。
今大会の決勝の相手は法政大学ということで、「2年前の悔しさを晴らす」大会でもありました。そして2年前の今日は、ちょうどその総理大臣杯決勝法政大学戦が行われた日です。

当時1年生だった私は総理大臣杯の偉大さもよくわからず、日本一になれるかもー!といううきうき気分で大阪に向かったことを覚えています。八幡山から来た、大きな声をヤンマースタジアムに響かせる選手たちとともに応援しましたが、結果は惜敗。

しかし私にとってこの試合は、よく明大サッカー部のことをわかっていなかで過ごしてきた自分を変える一戦となりました。

それは、この試合で明大サッカー部の凄さを実感することができたからです。
試合で勝つこと、3年連続決勝に進出することが素晴らしいというのは言うまでもありませんが、みんながよくいう「ピッチ外の凄さ」をこの組織は持っています。

応援席にいる選手たちには出られない悔しさもあるけれど、負けた瞬間そんな選手たちから感じたのは、なによりもこの試合で日本一になれなかった悔しさでした。
チームの一人一人がどんな立場であろうとも明治の一員としての意識を高く持ち、闘う姿に感動したのを覚えています。

そんな私も早いものでもう3年生となりました。
2年前の総理大臣杯で変わった意識、チームの一員として部に貢献したいという思いは日々強くなるばかりです。
ずっと動画編集が1番好きな仕事だった私ですが、最近はマネージャー日記を書くことが1番好きな仕事になりました。
マネ日記はたくさんの人の思いを届ける場であると感じるからです。

大臣杯期間はそれをより一層強く感じました。八幡山にいる選手たちに大阪組の思いを届けられるように、大阪組の思いもまた八幡山組に届くように。
しかし思いを伝えるのは選手間だけではありません。
応援してくださってる方々にもっと応援したいと思っていただけるような選手たちの姿を伝えること、感謝の気持ちを伝えること。
そんな風に「明大サッカー部」を外に発信するコンテンツを任せていただけていることはとても嬉しいことであり、マネ日記を書くことが楽しいです。

その場にいられない方とも共に勝利の喜びを分かち合えるような、楽しいマネ日記にすること、そして後から見返したときにふっとその場にいるように記憶が蘇るようなマネ日記にしたいと日々考えています。
なので、みんなの素敵な笑顔を沢山撮って載せることができる日ほど嬉しいことはないです!
今後も、そんな勝利の瞬間をたくさん届けられるよう、いつも楽しみにしてくださっている方のためにも笑顔溢れる選手や真剣にサッカーに取り組む選手を沢山お伝えできるよう頑張りたいと思います!
選手のみなさん、これから沢山の笑顔でマネ日記を埋め尽くしてください!!

さて、今週末には後期リーグ戦が始まります!このチームで過ごすことのできるシーズンもあと約4ヶ月。
チームのスローガンである「大学サッカーを制す」ために、リーグ戦、インカレ、IL、新人戦全てのタイトルを獲ることに貢献できるよう、私自身も成長し、進化していきたいと思います。
いつも元気でチームを明るくしてくれる4年生にとって輝くラストシーズンにしたいです!

また、私が1年生の頃からいつも優しく、私のこれがやりたい!というわがままを受け入れてくれ、尊重してくれた4年生マネージャーのさくらさん、帆奈美さんに感謝を伝えるベく、2人にとっても最高のラストシーズンとなるよう頑張りたいです。 
2年半共に過ごしてきて、一緒に部活ができるのもあと少しとなってしまいましたが、マネージャー8人でもっとマネージャーを良くして行けるように頑張りましょう!最後までよろしくお願いします!!

最後になりますが、明治大学体育会サッカー部を支えてくださっている皆様本当にありがとうございます。なかなか感謝の気持ちを表立って伝えることはできていませんが、日々感謝の気持ちでいっぱいです。
今後とも、明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

最後までお読みくださりありがとうございました。