「当たり前の裏に」
3年 力安祥伍 (サンフレッチェ広島ユース出身)
今回部員ブログを担当させていただきます。文学部文学科演劇学専攻3年の力安祥伍です。
明治大学に入り早3年が経とうとしている。この時期になり、自分の将来のことについて考えることが多くなった。それについて話したいと思う。
私は毎日当たり前のようにサッカーをして、学校に通い生活してきた。だが、この当たり前の日常は他の人にとっては当たり前ではないかもしれない。サッカーがしたくてもできない人、ご飯を食べたくても食べられない人、明治大学サッカー部に入りたいけど入れない人。そう、当たり前に過ごしてきた日々は本当は当たり前ではない。
明治大学体育会サッカー部でも同じことが言える。サッカーは11人が試合に出る。現在サッカー部は59人いるが、その11人以外の選手の48人はサブだったり、バックアップだったり、応援だったり、運営だったりとみんな悔しい気持ちを押し殺し、それぞれがその立場で当たり前のように取り組める。これも当たり前のようで当たり前ではない。
当たり前に生活できていることの裏には必ず犠牲がある。誰かの犠牲の上に当たり前に生活できている自分がいる。だからこそサッカーができる当たり前の環境に感謝して、1日1日を踏みしめていきたいと思う。大好きなサッカーを本気で取り組める期間も、早ければあと1年ちょっとかもしれない。今やれるべきことをやり悔いのないようにするためにも、サッカーと向き合い、全力を尽くしたいと思う。
残すシーズンも後2ヶ月。大好きな4年生と当たり前にサッカーができる期間も少なくなってしまった。もう一度このメンバーで日本一の景色を見るためにも、チームのためやるべきことをしてチームを勝たせられる選手になりたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも明治大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。
【過去の記事】
「私の歩み」 1年 力安祥伍
「人生の分かれ道」 2年 力安祥伍
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