2019年10月29日火曜日

「人生は死というゴールに向かって進んでいる。」 4年 岡郁樹




「人生は死というゴールに向かって進んでいる。」
4年 岡郁樹



こんにちは!
政治経済学部4年の岡郁樹と申します。
早い事に最後の部員ブログを書く時がきました。
4年目となる今年は何を書こうかと悩んだ結果、偉そうにも人生観を語らせてもらおう。と思いました。


僕は小さな頃、人生について考える事が多くありました。
哲学な少年ですね。笑
その答えが少し見えたのでここで書かせて頂きます。
まだ21歳の若造の幼稚な人生観かもしれませんが、少々お付き合いください!


突然ですが、僕は「人は死ぬために生きている」と思っています。
言い換えると、人生は着実に死という終着点に向かって進んでいるってことです。
今回は生きていく上で、僕自身が意識するようになった2つのことを紹介します。

1つ目は「死はいつ訪れるかわからない」とういこと。
皆さんもこんな経験をしたことがないでしょうか。
ランニングのトレーニングで本数が決まっているのと決まっていないのとではキツさが違いますよね。終わりが見えているものをやり遂げるのも難しいことですが、終わりが見えないものをやり遂げるのは更に至難です。
でも、終わりが見えないからといって手を抜いたトレーニングをしては、自分の身になりませんよね。
人生も同じだと僕は思っています。そして、人生に手を抜いていて、その次の日に死が訪れたら後悔しかないですよね。
もしかしたら意地悪な神様が
「はい!君明日。」
と急に宣告するかもしれないですから。


2つ目は「自分の終わりを想像する。」です。
矛盾しているようですが、これもとても大切だと思います。
1人の時、少し想像してみてください。
自分に死が訪れた時、お世話になった人や自分の友人、奥さん、息子や娘(いないですが)があなたの事をどんな人間だったと思っていたか。
その人達からどんな人間だったと思われていたいか。
その「こう思ってもらいたい」像があなたの目指す人間像だと僕は思います。
「明日には自分に死が訪れるかもしれない」
そう思いながら、自分の目指す人間像に向かって、目の前の1日、一瞬を過ごす。
この考え方になったのは4年生になってからでしょうか。(ちょっと遅いかな。)
高校2年生、17歳の時に父を亡くし、「死」というものは確実に存在することを知りました。
そして明治大学体育会サッカー部に入り、日々全てに拘り挑戦する部員達、監督やスタッフの方々の言葉に感化されて今の考えに至ったのだと思います。
死ぬ事を想像するとか、いつ来るかわからないとかそういった考え方はあまり関係ないとは思います。上に書いたことはあくまで僕の感性ですから。
しかし、人がいつ来るかわからない「死」に向かって確実に歩んでいっている事は間違いありません。
そう思うと、1日も1秒も無駄にできないなと感じます。もしかしたら、明日かもしれませんし。
だからこそ、僕は今日も大好きなサッカーをするし、本を読み豊かな知識を得るし、多くの人の多様な価値観に触れるし、恥ずかしがらずに感謝を伝えるし、いざこざがあったら素直に謝るし、目の前の練習や試合に全力を尽くすし、人生に一生懸命になるんです。
明治大学体育会サッカー部の選手はそれぞれのやり方で全員がそれを体現していると思いますし、更に上の次元へと挑戦しています。本当に自慢の組織です。
そしてこの自慢の組織で、僕の生きていく上での根底にある考え方を確立できた事は今後の人生にとって大きな事だと思っています。


最後になりますが、明治大学体育会サッカー部の同期をはじめ、卒業された先輩方、そして後輩達全員がその日、その一瞬に全てを賭けサッカーを中心に多くのことに挑戦しています。
そしてこれは受け継がなければならないといけないものですし、今後も脈々と受け継がれていくものです。
この素晴らしい組織にいて、仲間と共に日々を過ごす自分は本当に幸せ者だなと思います。


そして、この環境を与えてくださる方々、何より4年間1人の力でこの環境に身を置かせてくれたお母さん、本当にありがとうございます。
残りの2ヶ月間明治大学体育会サッカー部の為に、同期の為に、先輩方の為に、後輩の為に、支えてくれる全ての人の為に、全身全霊でサッカーに取り組みます。
今シーズンも残り少し。
全員で挑み越えて行こう。
「挑越」

長い文章になってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。
これからも、明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。



【過去の記事】
「ここから」 1年 岡郁樹
「2016年」 2年 岡郁樹
「念ずれば花開く」 3年 岡郁樹

2019年10月25日金曜日

「明治の4年生の背中」2年 藤原悠汰





「明治の4年生の背中」
2 藤原悠汰 (広島皆実高校出身)

今回部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部政治学科2年の藤原悠汰です。

今年になって4年生の背中は大きく偉大だと強く感じる。
たった2つしか歳が変わらないのに2つ以上の歳の差を感じる。
私は今年トップチームとセカンドチームを行ったり来たりしている。その中で、トップチームで試合に出続けている4年生の背中、トップサブで試合に出るか出ないか分からないがその中で全力を尽くしている4年生の背中、セカンドチームでも与えられた場所でチームが勝つために、また、チームがスムーズに動くように運営や主務として全力を尽くしている姿を見てきた。

特に総理大臣杯では4年生の凄さを目の当たりにした。1試合1試合負けたら終わりの緊迫した戦いが続く中で試合中の声掛けや姿勢、バックアップでチームが勝つために率先して動いたり、中日の練習で前日試合に出なかったメンバーでのTRで、
「試合に出ていない人がどれだけやれるかにかかっている。」
という言葉を常に発信し続けながら、高い強度とモチベーションでTRをしていて自分も大きく刺激を受けた。

また、常に試合に出る為の準備を怠らず、巡ってきたチャンスをモノにしヒーローになる姿、オフザピッチのところでは、オンとオフの切り替えがはっきりしており、緩めるところは笑顔で下級生も楽しめるような環境を作ってくれ、試合ではプレーで示し続けてくれる。そんな4年生の姿を見て憧れた。

私が4年生になった時、このような背中で示し続け、引っ張ることが出来るのかと考えるとまだまだ足りないと思う。4年生と過ごす期間はあと少し。さらに多くの事を吸収し私が4年生になった時に、「明治の4年生としての背中」を示せるように日々向き合っていく。

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後とも明治大学体育会サッカー部を宜しくお願い致します。


【過去のブログ】
「花を咲かせる」1年 藤原悠汰

2019年10月22日火曜日

「サッカーの神様へ」 3年 持井響太






「サッカーの神様へ」
3年 持井響太 (滝川第二高校出身)

今回ブログを担当させていただきます、文学部文学科英米文学専攻3年の持井響太です。

小さい頃に小学校のチームの監督から「サッカーの神様」がいることを教わりました。
その時から、僕の心の中でサッカーの神様は生き続けています。
今日はこのブログを通じて、サッカーの神様へ僕の今の素直な気持ちを伝えたいと思います。


サッカーの神様へ

いつもお世話になっております。
そして常に僕を楽しませてくれ、夢と感動を与えてくださりありがとうございます。
サッカーと出会って今年で16年目、たくさんの経験をさせていただきました。

リフティングが100回できた時、苦手なヘディングでゴールを決めた時、僕のパスミスから失点した時、決定機を外しまくった時、スーパーゴールを決めた時、言い出すとキリがないですが、その様々な経験が僕の思い出であり、成長する為のヒント、そして何よりサッカーで上を目指したいと思う今の自分の原動力となっております。
ありがとうございます。

スタッフに怒られた時や自分の上手くいかないプレーが続いた時は、そのフラストレーションをボールにぶつけたり、思い切り壁やフェンスを蹴ったり、人に八つ当たりした時もありました。
すみません。それだけサッカーが好きだったんだと思います。お許しください。

次に、たくさんの素晴らしい人との出会いをありがとうございます。
サッカーを続けてこられたお陰で、共に夢を追う仲間やライバル、叱咤激励してくれる恩師、どんな状況であっても応援してくれるサポーター、ファンと巡り合うことが出来ました。
この出会いは僕にとって大きな財産となり、これからも僕をプラスの方向へ導く手助けをしてくれるでしょう。

そして、常に高い目標を与えてくださりありがとうございます。

特に大学サッカーでは成長を実感しています。
今まで経験したことのないプレースピード、プレーの強度、一つ一つのクオリティの高さなどに入部当初は圧倒されました。そしてサッカー以外の面でも悩むことや落ち込むこともありました。
しかし、どんなに辛くても決して下を向かず、挫折を糧にもっと成長しようと、モチベーションを上げてくれる仲間がいました。

今、こうやって明治大学でサッカーが出来て幸せです。ありがとうございます。

このように僕はサッカーと共に人生を歩んできました。いつかお別れの時が来るでしょう。早ければあと1年とちょっとかもしれません。
僕は明治の最高の仲間と共に成長し、その先も結果を残し続けていきたいです。

また、4年生と一緒にサッカーができる期間は残り3ヶ月。お世話になった先輩方ともう一度日本一の景色がみたいです。
そのために夏よりもっと自分がチームに貢献できるよう死ぬ気で闘います。

僕たちは日本一になる為に、一人一人がそれぞれの立場において、全身全霊をかけ取り組める自信があります。そして何が何でも三冠を達成し、大学サッカーを制します。

サッカーの神様、引き続き応援宜しくお願いします。


【過去の記事】

「怯まず驕らず溌剌と」1年 持井響太

「感謝の心」 2年 持井響太

2019年10月18日金曜日

「今の自分」 4年 宮岡龍之介



「今の自分」
4年 宮岡龍之介(横河武蔵野FCユース)


四年間、ただ無心でサッカーが上手くなる事だけを考え、打ち込む事ができたかと問われたら、自信を持って「はい」と答えられる自信がない。

これまでのサッカー人生を振り返り、当たり前だが、毎日の練習から試合まで一切手を抜いたことも、全力を尽くさなかったことも絶対にない。
では、なぜこの問いに「はい」と答えられないかと問われると、一つの明確な理由がある。
それは、自分の評価を気にし、今日はこんなプレーをしてやろうと意気込む反面、「ミスを恐れる不安」にいつもビビりながらプレーをしていたからだ。

これまで、いらぬ不安というものがどれほど自分のプレーを邪魔してきたか数え切れない。
また私自身、その不安というものがプレーを萎縮させ、好転させてくれる材料にならないことも到底理解している。
だからこそ、こんなものに揺さぶられる自分を変えるべく、毎日の練習への取り組みの仕方を何度も見つめ直したり、時には何冊もメンタル強化についての本を読んで、自分がどう不安と向き合うべきか考えたりもした。

ただそのような中、9/25に行われたvs拓殖大学とのアイリーグにキャプテンとしてフル出場したことで自分のマインドをガラッと変えさせられた。
チャンピオンシップ出場の為にも絶対に負けられない試合でありながら、ほぼ経験のないセンターバックで出場した。しかも久々のスタメンで。
その試合の私は良い意味でふっきれることができていた。だからこそ何の邪念もなく無心で「自分がキャプテンとして、CBとして、自分の体がどうなってでもいいからただひたすらに勝ちたい」。正直それ以外一切何も考えていなかったし、考えることができなかった。

これまで、様々な本を読み、不安は払拭すべきだとか、不安は受け入れるべきだとか色々なことが書いてあった。それらの意見も自分を手助けする一つの助言だと思う。ただ、今考えるとそんなものに救いを求めていた自分がバカらしいなと思う。

心底から湧き出る本気で勝ちたいという思いがあれば、ミスがどうこうとか、うまくできるかどうかとかそんな不安はどうでもよくなる。ただ、ひたすらに勝ちに貪欲になれば、今の自分が周りからどのように見えているかなんてどうでもよくなる。そう思った。

小学校二年から15年間取り組んできたサッカーも、今では残り二ヶ月半しかない。
だからこそ、残りのサッカー人生、ただひたすらに勝利を求め、自分が出場できる目の前の一試合に全身全霊を注ぐ。

【過去の記事】

「経験と環境に感謝」 1年 宮岡龍之介
「一個上の大きな存在」 2年 宮岡龍之介
「自分を辿る」 3年 宮岡龍之介

2019年10月15日火曜日

「学ぶ姿勢」1年 山田梨功




「学ぶ姿勢」1年  山田梨功 (浜松開成館高校)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。経営学部一年の山田梨功です。

明治大学に入部してから8ヶ月が過ぎ、オンザピッチ、オフザピッチともにさまざまな刺激を受けてきました。

入部してから8ヶ月間さまざまなことを経験させてもらいました。

特に私にとっては総理大臣杯で日本一を取るというのは大きな経験になりました。私のサッカー人生において、初めての日本一でした。しかし、正直素直に喜べない自分がいました。当然チームが優勝して日本一になったのは嬉しかったのですが、やはり自分が試合に出て、日本一を取りたいという想いが強かったのです。しかし、トップチームの選手と比べたら足りないところは多いですし、課題も多くあります。だからこそ、今の時期を大切にしなくてはいけないと思います。

私は高校の時、1年生の頃から試合に出場させてもらってあまり試合に出られない悔しさを味わったことがありませんでした。だから、あまり自分の課題に対して今以上に考えることはなかったですし、自分自身と向き合う時間も今以上になかったと思います。しかし、明治大学に入部して試合に絡めない、試合に出られないという現実を突きつけられました。そういう状況になって初めて自分になにが足りないか、トップチームの選手に比べてなにが劣っているのかというのを真剣に考えるようになりました。なので、私にとっては日々の1回の練習、アイリーグ、週末のトレーニングマッチ全てが勝負ですし、学ぶ場なのです。
どれだけ一回の練習で多くのことを学び、チャレンジすることができるか。自分の良いところを伸ばし、いかに苦手な部分を無くすことができるかが重要だと思います。
試合に出れていない今だからこそ、今を大切にして考えて学んでチャレンジしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年10月11日金曜日

「人生の選択」2年 東山直樹



「人生の選択」
2年 東山直樹(東京ヴェルディユース)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただく商学部商学科2年の東山直樹です。

今回は「人生の選択」というテーマについて話していきたいと思います。

最近、4年生方の進路が徐々に決まり始めました。
昨年は正直自分にとってあまり関係ない話だと他人事で聞いていました。
ですが今年は一つ学年も近くなり先輩方の色々な就活の深く入り込んだ話などを聞いていく中で、自分もすごく身近なものだなと感じています。
プロサッカー選手になる人や企業に就職してサッカーを辞める人、海外へ行く人など様々な選択肢がある中で、皆決断していきます。

今までの人生も色々な選択をしてきたと思います。

自分でドリブルをするのかパスを出すのか、勉強をするかゲームをするか、ハンバーグを食べるのかステーキを食べるのか、このブログで何を書こうかなど、今までに数えきれない程の選択をしてきたと思います。

人生は選択の繰り返しです。
その都度、様々な選択肢の中から自分が最善だと思うものを選んでいく。
もしかしたらその選択はしょうがなく選んだものかもしれないし、時には欲に負けて最善でないものを選んでしまう時もあると思います。

私が今一番大事だと感じているのは、選択肢の中から最善のものを選ぶのもそうですが、最善でないものを選んでしまっても最後に振り返った時にその選択をしてよかったと思えるように行動する事だと思います。
全て最善の選択を必ずできる人なんてどこにも存在しないと思います。
誰にでも誤った選択をしたり、ミスは起こりえます。
だからこそその後の行動で変えればいい。
最善でないものを最善にしてしまえばいい。

これからの人生もたくさんの選択をすると思いますが、その選択があったからこそ今の自分がいる、その選択は間違っていなかったと最後に胸を張って言えるように日々過ごしていきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


【過去のブログ】

「自慢の兄」1年 東山直樹

2019年10月8日火曜日

「試合に出れる喜びを噛み締めろ」 3年 早川 友基







「試合に出れる喜びを噛みしめろ」 3年 早川 友基(桐蔭学園高校出身)




今回部員ブログを担当させていただきます、経営学部経営学科3年の早川友基です。


GKとは特殊なポジションで1人しか試合に出場出来ない。
サブの際は全力でサポートするのが当たり前だ。
去年は公式戦に出場出来ず、悔しさを隠しきれない時やネガティヴになりそうな時があった。何かに理由付けしている弱い自分がいた。
勝利の為に自分がやらなくてはいけない事は何かを明確化し、今シーズンは新たなメンタリティで取り組む事を決意した。
そして公式戦のピッチに戻ってくる事が出来た。
何より感じたのは『試合に出場出来るって幸せだな』ということだ。
立場関係なく全力で応援してくれる素晴らしい仲間がいる。
明治の代表としてピッチに立つということの重みと誇り。
結果を出さなければいけないという責任。
この想いで毎試合高いモチベーションを持って戦う事が出来ている。

また日々の練習の大切さも感じている。
現在では四年生GKの加藤さんとどちらが出場するか全く分からないが、榎本コーチのキッつい練習から日々切磋琢磨し、競争し、お互いを高め合えている事は自信を持って言える。だからこそどちらが出場しても良いプレーが出来るし、チームを勝たせる事が出来ていると思っている。
目指すは優勝。そして最少失点。
最後に四年生と素晴らしい景色を見たい。
その為にも全身全霊でゴールを死守したい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも明治大学体育会サッカー部の応援よろしくお願いします。




2019年10月4日金曜日

「最後の最後まで」 4年 渡邉さくら



「最後の最後まで」
4年 渡邉さくら

とにかくがむしゃらだった1年生。
先輩となり、後輩を指導することでさらに気付きが増えた2年生。
大好きな4年生の為に頑張ると決めた3年生。
振り返ってみれば、濃くもあっという間だったこの3年間。
私の目の前を走ってくれていた優しく頼もしい先輩の背中はもうない。
そんな喪失感を感じながらも、4年生としてしっかりしなきゃ!という気持ちを持ち、走り始めてから早くも8か月が経った。


約3年半ほどの時間をマネージャーとして過ごしてきたが、やはりマネージャーは本当に難しい。
私の理想としている4マネになれているのだろうか、ふと考えることが多い。
練習後や試合後には自分の中で一人反省会が開かれ、
あの時こうした方が良かったな、とか次からはこうしてあげよう、
後輩のこうしたやり方良かったから次は自分も取り入れてみよう!とか、、、
4年生になった今でも学ぶことが多い。
栗田監督がよく選手に仰っているように、まさに「日々努力、日々成長」である。


2016年シーズン終わり(私が1年生)の時、卒業される4年生の選手からある言葉を掛けられた。
「(チームが勝つか、負けるか)結局はマネージャー次第だと俺は思っているよ。」
この言葉があの時からずっと胸に突き刺さり、私の原動力の1つとなっている。
きっとこの先輩は、1年生だろうが4年生だろうが、選手だろうがマネージャーであろうが
チームの勝利の為にどんな立場であろうと自分のやるべきことを全うするこの大切さを伝えてくれたのではないかと思う。
この言葉のおかげで下級生の私でさえチームの勝敗を分け得る存在だということを自覚し、気が引き締まったことは忘れない。


今年は恐ろしいくらいに結果が出ている。
東京都T優勝、アミノ優勝、天皇杯で川崎フロンターレとの対戦、総理大臣杯優勝。
ただ、ここまで来るのに決して楽ではなかった。
シーズン始まったころは、みんなの矢印がバラバラで誰もがこのままじゃまずいと思っていただろう。
そういったみんなの気持ちがバラバラで苦しい時を経験したからこそ、今年は一体感を持ち常勝できていると思う。

残すは今年のリーグ優勝、IL全国優勝、新人戦優勝、そしてインカレ優勝。
心を一つに、
一つになって進み、
仲間を信じ、自分を信じ、今までやってきたことを信じ、
目の前の一戦一戦に挑み、越えていく
そうすれば残すタイトルを今のこのチームなら獲ることができると思う。
今まで見てきた悔しい想いをして卒業された先輩方の背中。
先輩方から受け継がれてきたこの汗と涙の襷を大好きな同期と、頼もしい後輩たちと共に繋げていきたい。

最後になりますが、同期のマネ佐藤には本当に感謝している。
入部当初は、先輩方にあの2人は性格が合わなすぎるけどやっていけるのか…と心配されていた私たちだが、今ではお互いに信頼し合い、助け合っている。
お互いマネージャー初心者で、色んな失敗をしてきたが、温かく見守ってくださった先輩方には感謝してもしてきれない。
また、こんな私についてきてくれて、笑顔でさくらさんときてくれる可愛いマネージャーの後輩たちも本当にありがとう。
大好きなマネージャーのみんなと最高のサポートで残りの3か月チームをしっかり支えていきたい。もうその言葉に尽きる。


まとまりのない文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
チームは今、「大学サッカーを制す」を達成すべく、日々闘っています。
一歩、一歩着実に歩み続ける明治大学体育会サッカー部への熱い応援をよろしくお願い致します!

【過去の記事】
「憧れ」 1年 渡邉さくら
「2年目」 2年 渡邉さくら
「頑張る姿」 3年 渡邉さくら

「私の夢」 4年 佐藤帆奈美


「私の夢」
4年 佐藤帆奈美



こんにちは。

高い空と肌を掠める風が心地良い季節ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
秋を迎えても顔がやたら黒いと巷で噂の、商学部4年マネージャー佐藤帆奈美です。
早いもので気付けば部員ブログを書くのも4回目となりました。
6時半の練習に向かう道すがら、
夜明けの綺麗な空に秋の深まりや冬の気配を感じると同時に
この眩しく輝いている毎日が
もう少しで終わりを迎える淋しさをも感じています。
少し長くなってしまいますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。





突然ではありますが、わたしが就職活動中に出逢った素敵な言葉をご紹介します。



二流は仕事を『作業』と捉え、
一流は仕事を『夢』と捉える。





これは「一流の男になる松平家の教え」という書籍から引用された一文ですが、この言葉に出逢えただけで、就職活動やって良かったと思える程、わたしの価値観を大きく変えてくれました。

皆さんに問いたいです。今取り組んでいるものの先に夢はありますか?
(まだ社会にも出てない22歳の小娘が、と思われた方、申し訳ありません。)


私にも私を二流たらしめる「作業」はたくさんあります。

その先に何があるか考えていないから億劫に感じたり、なかなか進まなかったり..。私はマネージャー失格かもしれないと思うこともありました、正直笑



でもその言葉に出会ってから目の前の仕事の意味を考えるようになりました。
私の将来に直接かかわってくることは殆どありませんが
まわりまわって選手たちが持つ沢山の夢に繋がっていることに気付きました。
それからはどんな仕事に対しても文句を言うことは勿論
マイナスな感情を抱かなくなりました。全部選手たちの夢に繋がっているから。




前置きが長くなりましたが、結局わたくし何が言いたいかと言いますと、
後輩たちよ、就活はすべきだよ!ということと、
この4年間、私の夢はみんなの夢であったということ!

J1を倒したい。大学サッカーを制したい。小さい頃からの夢を叶えたい———
選手たちの夢がかなう瞬間は、私の夢がかなう瞬間でもありました。
その瞬間に立ちあえたこと、
そしてこれから立ちあえるかもしれない。
全部ぜんぶ、私の一生の宝物です。






またまた話は変わりますが、よく選手たちから
「いつも大変な仕事ありがとう。」
「人のために頑張れてすごいね。」
と労いの言葉をかけてもらうことがあります。




・・いやいや!!
何も取り柄のない私を受け入れてくれて
みんなの大きな夢を一緒に追わせてくれて
日本一という最高の景色を見せてくれた選手たちには
こちらこそ「ありがとう」です。



選手たちの為なら私はなんだってできます。
どんな無理難題なことをお願いされても、みんなの為ならまずやってみます。

「誰かのために」
この気持ちが原動力になっているのは、明大サッカー部の部員であれば
選手もマネージャーもみんな同じだと思います!



こんなこと面と向かって言うと涙がほろりしてしまうのであまり言いませんが
本当に選手たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
いつもありがとう。



選手たちみんなの真剣な姿をピッチレベルで追い続けることも
同期たちとくだらないことで笑い合う心地よい時間も
弟のような可愛い可愛い後輩たちに癒される日々も
頼もしいマネージャーたちと阿吽の呼吸で仕事をすることも
同期マネのさくらとバスの窓際決めじゃんけんをすることも
身体が硬い選手たちのストレッチやブリッジを見て一人にやにやすることも()
あと少し。
泣いても笑ってもあと二か月半。
一日でも長くみんなと一緒に夢を追いたいです。







長くまとまりのない文章となってしまいました。
自己語りも甚だしいですが、4年生に免じて許してください。笑

最後にはなりますが、いつも明治大学体育会サッカー部を応援してくだる皆さま、
本当にありがとうございます。
皆さまからの暖かい応援の声は
選手たちだけでなく私たちマネージャーにとっても頑張る原動力となっています。
これからも私たちらしく
大学サッカーをリードする組織として努力をして参りますので
変わらないご支援の程よろしくお願いいたします!





残された2つのタイトルに加え、IL、新人戦も
明治らしく、最後まで闘い抜き
笑顔で1222日を迎えたいです!
今後とも明治大学体育会サッカー部をよろしくお願いいたします!


【過去の記事】
「サッカー」 1年 佐藤帆奈美
「私たちにできること」 2年 佐藤帆奈美
「夢と現実」 3年 佐藤帆奈美

2019年10月1日火曜日

「矢印の向き」 1年 森喜紀



「矢印の向き」 1 森喜紀 (浦和西高校)

こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます、政治経済学部経済学科1年森喜紀です。

早いもので入部してから8ヶ月が経ちました。今までには経験したことのないこともたくさんさせていただいています。様々な面でこの組織は日本一だと改めて実感しています。

そんな中、自分は何の為にここに来たのか、不意に思う時があります。今までの環境とは大きく変わり、悩む日々が続きました。怪我も多く、最近になりやっと復帰するもなかなか思うようなプレーができず、どこか前の自分とは違うような気がして、自信が無くなり、プレーするのが嫌になったこともあります。

「矢印を自分に向けろ。」これは高校の時、監督から言われた言葉です。自分は言い訳ばかりして、何がいけないのか分かっていてもそれを素直に認めず、責任など矢印を外に向けていました。それがどんなに情けないことか今では痛いほど分かります。

思い返すと、今まで言われてきたことと同じことを今でも言われている気がします。自分では分かっているつもりでも、実際に考えて行動せず、逃げていたからだと思います。

「何で俺が。」ではなく、まず自分に矢印を向け、考えることが何よりも重要だと思います。常に先のことを考え、自分と向き合い、弱い自分を変えたいです。

今まで関わってくれた人に恩返しが出来るよう、日々考え、行動し、一日一日を大切に過ごしていきたいです。

最後に、僕は今幸せです。明治にはすごい選手が沢山います。だからと言って初めから諦めるわけがない。このチームの一員としての自覚と誇りを持ち、僕はこの先もっともっと成長します。


拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。