2019年10月4日金曜日
「最後の最後まで」 4年 渡邉さくら
「最後の最後まで」
4年 渡邉さくら
とにかくがむしゃらだった1年生。
先輩となり、後輩を指導することでさらに気付きが増えた2年生。
大好きな4年生の為に頑張ると決めた3年生。
振り返ってみれば、濃くもあっという間だったこの3年間。
私の目の前を走ってくれていた優しく頼もしい先輩の背中はもうない。
そんな喪失感を感じながらも、4年生としてしっかりしなきゃ!という気持ちを持ち、走り始めてから早くも8か月が経った。
約3年半ほどの時間をマネージャーとして過ごしてきたが、やはりマネージャーは本当に難しい。
私の理想としている4マネになれているのだろうか、ふと考えることが多い。
練習後や試合後には自分の中で一人反省会が開かれ、
あの時こうした方が良かったな、とか次からはこうしてあげよう、
後輩のこうしたやり方良かったから次は自分も取り入れてみよう!とか、、、
4年生になった今でも学ぶことが多い。
栗田監督がよく選手に仰っているように、まさに「日々努力、日々成長」である。
2016年シーズン終わり(私が1年生)の時、卒業される4年生の選手からある言葉を掛けられた。
「(チームが勝つか、負けるか)結局はマネージャー次第だと俺は思っているよ。」
この言葉があの時からずっと胸に突き刺さり、私の原動力の1つとなっている。
きっとこの先輩は、1年生だろうが4年生だろうが、選手だろうがマネージャーであろうが
チームの勝利の為にどんな立場であろうと自分のやるべきことを全うするこの大切さを伝えてくれたのではないかと思う。
この言葉のおかげで下級生の私でさえチームの勝敗を分け得る存在だということを自覚し、気が引き締まったことは忘れない。
今年は恐ろしいくらいに結果が出ている。
東京都T優勝、アミノ優勝、天皇杯で川崎フロンターレとの対戦、総理大臣杯優勝。
ただ、ここまで来るのに決して楽ではなかった。
シーズン始まったころは、みんなの矢印がバラバラで誰もがこのままじゃまずいと思っていただろう。
そういったみんなの気持ちがバラバラで苦しい時を経験したからこそ、今年は一体感を持ち常勝できていると思う。
残すは今年のリーグ優勝、IL全国優勝、新人戦優勝、そしてインカレ優勝。
心を一つに、
一つになって進み、
仲間を信じ、自分を信じ、今までやってきたことを信じ、
目の前の一戦一戦に挑み、越えていく
そうすれば残すタイトルを今のこのチームなら獲ることができると思う。
今まで見てきた悔しい想いをして卒業された先輩方の背中。
先輩方から受け継がれてきたこの汗と涙の襷を大好きな同期と、頼もしい後輩たちと共に繋げていきたい。
最後になりますが、同期のマネ佐藤には本当に感謝している。
入部当初は、先輩方にあの2人は性格が合わなすぎるけどやっていけるのか…と心配されていた私たちだが、今ではお互いに信頼し合い、助け合っている。
お互いマネージャー初心者で、色んな失敗をしてきたが、温かく見守ってくださった先輩方には感謝してもしてきれない。
また、こんな私についてきてくれて、笑顔でさくらさんときてくれる可愛いマネージャーの後輩たちも本当にありがとう。
大好きなマネージャーのみんなと最高のサポートで残りの3か月チームをしっかり支えていきたい。もうその言葉に尽きる。
まとまりのない文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
チームは今、「大学サッカーを制す」を達成すべく、日々闘っています。
一歩、一歩着実に歩み続ける明治大学体育会サッカー部への熱い応援をよろしくお願い致します!
【過去の記事】
「憧れ」 1年 渡邉さくら
「2年目」 2年 渡邉さくら
「頑張る姿」 3年 渡邉さくら
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