『伸び代を伸び代だけで終わらせない』
3年 佐藤瑶大 (駒澤大学高出身)
情報コミュニケーション学部 3年 佐藤瑶大です。
大学に入ってからよく聞く言葉がある。「ポテンシャルはあるんだけどな」「身体能力はあるけどサッカーの頭悪いよな」「上手いんだけどね。」という言葉だ。
身長が大きく、足も速くて体も強いという身体能力のある選手やサッカーの技術的な部分が上手な選手たちが自分の弱点と向き合えずうまくいかなくて、サッカーを辞めていってしまった姿を自分は幾度となく見てきた。
しかしこの弱点は逆に言えば伸び代だ。可能性は無限大で伸び代を自分のものにできれば見たことのないのない景色が見られるかもしれない。
私は恵まれたことに身長は183cmある。周りからしたらポテンシャルがあると思われるかもしれない。だが『ポテンシャルが高い』『伸び代がある』だけの選手で終わりたくない。プロの世界に挑戦するなら自分自身のウィークポイントを伸び代に変えて、さらにその伸び代を自分のものにするべく誰よりも努力する必要がある。
大学3年生というのは時間があるようでない。世界には同年代でプロとして活躍してる選手はたくさんいるし、日本のA代表には大学生からも選ばれている。
そういった選手に追いつき、追い越すためには今の取り組みではまだまだ足りない。練習に100パーセント全力で取り組んでても足りない。
だからこそ、伸び代をどれだけ見つけることができ、どれだけそれを自分のものにすることができるかが大事だと思う。
サッカー部に入部して3年が経ち、明治大学体育会サッカー部という組織は素晴らしい組織だと毎日感じることができている。自分の足りない部分にたくさん気づかされる。人間性や、サッカーの部分では技術の低さ、サッカー頭の悪さといった「伸び代」を知ることができた。だから私はスタッフをはじめ、明治大学体育会サッカー部に所属する全ての人に感謝しなくてはいけない。
今年のチームは「挑越」というスローガンの下、「大学サッカーを制す」「J1のチームを倒す」という目標を掲げ日々トレーニングに励んでいる。自分が言える立場ではないが、サッカー部もまだまだ良い組織になれる要素が沢山あると思う。だからこそ伸び代を自分のものにして今より成長し、このチームがより良い方向に向くための原動力になりたいと思っている。
まとまりのない文章でしたが読んでいただきありがとうございました。
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