2019年9月20日金曜日

「なぜこんなにも情熱を捧げられるのか」 4年 中川諒真



「なぜこんなにも情熱を捧げられるのか」
4年 中川諒真 (浜松開誠館高校出身)


今回部員ブログを担当させて頂く農学部食料環境政策学科4年の中川諒真です。

私はサッカーを始めて15年目になる。
4年生になってなぜこんなにもサッカーに情熱を捧げる事が出来るのかと考える事がある。
それは、卒業した後、本気のサッカーを続けられるかわからないし、15年間続けてきた事をもしかしたら辞めるかもしれないから。

ではなぜ人生の半分以上をサッカーに捧げてきたのか、お金をもらえるわけでもなく、負けて死ぬわけでもないのにここまで熱くなれるのか。
私は支えてくれている人に結果という形で恩返しをしたいがために、毎日必死に情熱を持ってやっている。
私の叶う保証のない夢のために両親は毎日働き何も言わずずっと応援してくれ、
高校時代の恩師は私の事を常に気にしてくれ試合まで見に来てアドバイスをくださり、
明治大学の先輩方はあるべき姿を見せてくれて礼儀や人間性の部分を教えてくださった。
こういった方々に恩返しをしたいから。
結果が出れば支えてくれた方々も喜んでくれる。


そして私の1番の活力になっているのは同期17人である。
入寮当初は仲が悪いと先輩方に言われたり、仕事が思うようにできず苦しい時間を共に過ごした。
しかしその時間は決して無駄ではなく、ミーティングで本気でぶつかり合ったり、きつそうな奴がいたら助け合ったり、当時は大変だったがそれがあったから今の4年があると私は思っている。
今でもチームの事、後輩の事で同期で言い合いになる事もある。
どんな立場になっても全力で取り組んでいる同期に本当に誇りに思う。
今まで味わったことのないくらい濃い時間を同期とは過ごしてきた。
そんな奴らと私は最強で最高の結果を出したい。そして弱い自分を毎日越えていきたい。
でも、情熱を捧げてきたからこそサッカーだけの人間にはなりたくない。
矛盾しているようだけど自分からサッカーを取った時に何も残らない人間になるのではダメだと思う。
サッカーを通じて人間形成や礼儀やマナー、思いやりを学ぶ事が大事だと思う。サッカーの技術よりも。
そういった事を学ばせてくれて人として成長させてくれるのが明治大学体育会サッカー部である。
まず総理大臣杯は獲る事が出来た。あとはリーグ戦とインカレ。毎日挑み越えていく。
明治に必要ない選手は誰1人いない。
同じベクトルを向けて本気で三冠獲りにいく。
                         『挑越』

最後まで読んでいただきありがとうございます。
明治大学体育会サッカー部の応援を宜しくお願い致します。




【過去の記事】
「環境、周りの人に感謝」 1年 中川諒真
「自発的、人間性の大切さ」 2年 中川諒真
「偉大な存在」 3年 中川諒真

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