2019年5月10日金曜日

「誰かの夢」2年 稲見哲行



「誰かの夢」2年 稲見哲行

こんにちは。
この度、部員ブログを担当させていただきます。
明治大学 文学部 文学科 英米文学専攻 二年の稲見哲行です。


俺の選んだ道は正しいのか。

上手くいかない時、自信を無くした時に、自らを過小評価し、ネガティブな考えになってしまう。
出来ないことばかりに目が行ってしまう。
サッカーをやってきて、というより人生で誰もが一度は経験することだろう。
考えても考えても答えは出ない。
いわゆる「挫折」だ。
 挫折 は乗り越えるもの。乗り越えられなければ、もうやめたほうがいい。
しかし、どう乗り越えるのか、方法は人それぞれ。

俺は 挫折 を「誰かの夢」を利用して乗り越える。分かりやすく言うと、今の「自分」を客観視することで解決する。
たくさんの人の目線から「自分」を見る。
その目線は近くの人だけに限らない。
地元の友人や昔のチームメイト、今までお世話になった人、どこかのサッカー少年。そして過去の「自分」。
そこで、今の「自分」が、誰かの期待を背負っていることを自覚し、どこかのサッカー少年にとっての目標であることに気づき、過去の「自分」にとっての目標であったことを思い出す。

しかし、そこで忘れてはいけないのが、今の「自分」は未来の「自分」にとって、あくまで通過点であることを理解すること。
人の夢によって俺の夢が変わることはない。
未来の「自分」の為に妥協は許されない。


俺には夢があり、憧れる人が居る。
しかしそんな俺も誰かの憧れとなっている。
それを理解すれば、足を止めている暇はない。
俺に憧れている人に情けない姿は見せられない。
自然と力がみなぎる。
誰かの夢が俺にパワーをくれる。

俺を支えてくれる人、応援してくれる人、憧れてくれている人がこの文章を見て、少しでも、俺に対して「頑張れ」と思ってくれたら嬉しいし、もっと言えば、「私も頑張ろう」と思って欲しい。

俺の夢と同時に誰かの夢が叶い、笑って喜び合いたい。その瞬間の為に、俺はこれからどんな辛いことがあっても乗り越えていける。


拙い文章ですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【過去の記事】
「初心忘るべからず」1年 稲見哲行

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